そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

ブラック・プレジデント#3

http://www.ktv.jp/black/index.html
脚本:尾崎将也 演出:白木啓一郎
 
感想一週遅れっす。とっくに見てたのにうっかりうっかり。
三田村のブラック語録笑うわ〜(笑)何がおかしいって100あるうちほんとに本人が言ったのは18コだってことだよなwネットwwwしかも本人わかってねーしww
ブライダル業界でホワイト企業っていうけど、ブライダルとかの冠婚葬祭って、アパレル同様にブラックでボッタクリしてる気がするんだけどなあ(^_^;)まあ人生の門出を彩る企業にそんなイメージあったらマズイから、むしろそこら辺を経営者のイメージでイメージアップを図る経営戦略って気がしなくもないんだけどw
そんな篠崎社長(萬田久子)が会ったばかりの三田村に負債の状況を見せて経営破綻の話をするのは、この人そういう裏というか計算があったわけじゃないっぽいからちょっと唐突かなあとは思うけど、まあいいか。
全体にはだいぶ「結婚できない男」の雰囲気っぽく、お約束展開のパターンも固定してきてすごくいい感じのコメディ(笑)
前半はコメディ色強く、後半はちょっとい話的な展開だったけど、いや実際いい話かどうかはともかくっつかいい話じゃないんだけどさw
建前的には経営学を学ぶために大学に来ている…と言いながら、三田村社長の経営センスや能力は確かに超一流の成功者のそれだよね。大学行ってなくても数字見ただけで何が起こってるか理解出来てるし、その原因まできっちり当たりついてるじゃん。
その三田村の理屈でいうと一流の経営者は「情に流されないこと」かしら。
実務的なことでいえば秋山センセとかまったく足元にも及ばないよ。かといってそういう実地で学んだ肌感覚(しかも正しい)を授業で教えられるかといえば、教えちゃマズイよなあ〜(笑)
経営破綻寸前の会社は底値だから買うべきとか、手に余りそうなら売る、でもホワイト企業だと思って入ってきた優秀な社員はその前に引きぬくって、考えてることどんだけブラックなんだ(^_^;)
まあでも確かにどんなに耳当たりいいこと言ってる会社でも、経営破綻して社員を露頭に迷わせちゃホワイトとはいえないっていう三田村のいうことは正しいので何も言い返せません(苦笑)
これは「会社経営とはどういうことか」を見せるドラマなのかなあw
そして今回三田村がやったことって、いわゆるホワイトナイトってやつでいいのかな?まあ買収しようとしたわけでもないけど、遠回しに助けを求められたって感じはあるかなあ。
ブラックだと評判の企業経営者が、ホワイトって言われてる企業のホワイトナイトってのも皮肉だけどさw
でもまあ三田村が篠崎社長に言った良いこともある意味本心だろうし、描写はないけど篠崎社長もわかっててそういう話をしたのかも知れないし、誰も損はしないまさに大人の対応だよな〜ってことでいい話なんだけど、それをまるっと信じちゃう秋山センセを馬鹿笑いしつつ未熟者と罵る…というのが今回のクライマックスw
でも結果的には優秀な社員たちが路頭に迷うよりはそっちのほうがいいよな。本当に優秀な社員なら自分でちゃっちゃと同じ業界内で転職先探すだろうし。
ところで百合ちゃんは三田村のことお気に入りみたいだけどどういう気持ちでなんだろ。
そして三田村はルンバに名前をつけるどころかペットか赤ん坊に対する如く親バカってどゆこと!?(苦笑)