そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

ブラック・プレジデント#7

http://www.ktv.jp/black/index.html
脚本:尾崎将也 演出: 小松隆志
 
少なくとも高岡さんがファーストコンタクトをしてきた時の三田村って、高岡さんはかなり美人なのにそこにはまったくひかっかってないよな。どうみたって、というかむしろそこにはなんの興味も示さない様子。
普段あんなにセクハラ発言したり女医にデレデレしてるわりに、どうも実際のところ恋愛自体には興味ないんじゃないかと予想(笑)むしろヤレればいいってだけ?落とした後は興味ないとかそういうタイプ?
だから彼が高岡さんに興味をもったのは、あくまでも話をしたら彼女が「賢かったから」というのは明白だよね。
なのにサークルの奴らやら講師やら会社の部下やらみんな揃いも揃って下世話な想像ばかりって、どんだけ人徳ないんだ?もしくはみんなそういう話に飢えてるのか?(笑)
それにしても、高岡さんが優秀であればあるほど彼女は何者なんだろう…という疑問が強くなっていったんだけど、トレスフィールズを辞めさせられた兄のために三田村に近づいた復讐者だったと。
ただしあっという間にミイラ取りがミイラに…的な。
いや普通にさ、それなり…というか高岡さんが本心なのかそうでないのかはともかくあれだけ世の中の経済原理をわかってたら、兄を非難こそしなくても三田村のいうことが正しくて、しかもその話も生き方も信念もとても興味深いってのは当然だよね。
彼女が恵まれていて賢くて、ブラック企業に押しつぶされてる搾取される側の人たちのことが他人ごとだからというわけでもなく、三田村の言うことはある意味真実なんだと思う。
しかし正体がわかってみると、三田村のブラックな経営理念に共感し(まあ資本主義的には正しいんだけど)、至極真っ当に聞こえる意見で同調していた彼女のいうことがことごとく自分の兄をdisる言葉だったと思うと心中いかばかりや…という感じです。
最後、わざと厳しい事を言って泣かせちゃった三田村だけど、それも当然だよなあ。泣くよ。
彼女のやり方にムカついたからだというのも本心だろうけど、何を言えば一番彼女に嫌われるのかわかってるあたり、別の意味でさすがというか(^_^;)
でも秋山先生には強がってるって思われちゃったけど(笑)

ただね、留学経験のある経営学部4年の聡明な彼女は立ち直りも早すぎて、「お兄さんとうちの会社は相性が悪かっただけ」という三田村の言葉が届かなかったことがちょっと残念です(笑)まあそんなことは彼女も薄々気がついてるだろうけど。というかお兄さんみたいにのんびりじっくりタイプの人はあんな過酷な販売業とかに務めちゃダメだよなー。
そこもまあちょっと深読みすると、高岡さんは能力があるから三田村のいうことが理解できるわけだけど(しかも切り替えも早い←大事な能力よ)、お兄さんはもしかしたらそんなに能力がなくて就活も数撃ちゃ当たる方式で、やっとなんとか引っかかったのがトレスだったってことかもしれんね。
そういうなんでもいいから新卒で正社員に〜みたいなことで仕事を選んでる人は、そもそもそこからして仕事的には負け組なんだと思う。もちろん三田村が辞めた彼のことを気にする義理も理由もないよなあ。違う話になるからそこはあまりツッコまなかったけど、これはこれで今の就活状況に対する問題提起なのかもね。
お兄さんは引きこもって腐ってないで自分にあった仕事を見つければいいと思うよ。ただ能力かやる気は必要だと思うけど。頑張れ。
 
そしてそういうブラック職場で心を病む人もいるというのに、トレスに潜入中の秋山先生の助手の増山ときたら!(爆笑)
普段からブラック職場で働いてるから逆に適応性がありすぎてるのか?ちゃっかり好みの女子を見つけてるとか適応能力高過ぎるだろwwwこれも秋山センセのお陰というか、潜入員が役に立たないのは彼女の自業自得というか(笑)
ある意味増山の今後もとても気になるよ?
気になるといえばサークル内の恋愛状況の今後も気になります。
つーかさ、秋山先生もだけど女子はそれなりレベル高いし、男子も亮介にしろ健太にしろルックス偏差値は高いのになぜモテない?なぜサークル内恋愛に発展しない?(あんな奴らじゃ無理かw)黒木メイサや永瀬匠、高田翔の顔でモテないとはまったく世知辛い世の中だよ(苦笑)
なんで亮介がモテないのかはともかくとして、健太だよ健太。あいつバカじゃねー?というかゾンビ原理主義者すぎる(笑)
確かにゾンビ映画を見に行きたいといった健太に百合が乗っかったんだから、「デートでゾンビ映画を見に行く」というシチュエーションは健太が意図したところじゃないにしても、それをデートだと思ってないばかりか食事しながら「三田村のこと好きなんじゃないの」と囃し立てるって小学生男子か!?バカなの?(^_^;)
健太の考える「百合のことが好き」の「好き」ってどういうことを想定してるのか(笑)ゾンビ好きな男はいつまでも小学生男子マインドなのか?
しかもさ、百合の受け売りでその唯一と言っていいほどこだわってるはずのゾンビ映画への信念すら軽く変えてしまうって、残念通り越してダメすぎる。ゾンビが走っちゃダメを貫けよ!バカー!
百合からしたらそこがもう「違う」んだろうな。あーあ。
百合ちゃんは相変わらず挙動不審な小動物みたいでカワイかった
(笑)あと秋山センセ、設定年齢28歳にしてもサークル女子たちと6〜8歳しか変わんないよね。それで若さを吸収とか言われた日にゃあ (∋_∈)
そうそう、今回一番の見所は明智と真理さんがいる前で高岡さんに社員のごきげんの取り方をレクチャーしてる時だよ。あいつもバカなの?わざとじゃない…よねえ?(笑)
いいけどあのカフェレストランは渋谷ヒカリエ、シアターオーブの入り口んとこのTHE THEATRE TABLEよね。(カジュアルで美味しいけどちょっとお高い)