そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

ビター・ブラッド#9

http://blog.fujitv.co.jp/BitterBlood/index.html
脚本:小峯裕之 演出:長瀬国博 原作:雫井脩介
 
こ れ だ よ ! Σ ('◇')
なんでこれを最初からやらなかったの?
父の日のいい話ってことじゃなく、このテイスト、このノリで良かったんですけど。
普通に楽しめました。チェイサー稲城のキャラもあり、そしてまあいかにも強面の藤崎(嶋田久作)が義理兄でいい人だったっていう展開もベタだけど、ベタでいいんだよー。
最後、藤崎が死んじゃって稲城の娘ちゃんに移植が出来て…ってのはそこまでベタに殺さなくてもいいじゃんとは思うんだけど、なんかそういうとこで妙に心ないのがこのドラマの脚本だから、そこはそれで。あえてベタの逆張りとか死んだほうが泣けるとかでなく、本当になんかプロットに心がないんだよなー。
でもま、なんでかそういうとこに対してきっちり予防線を張っとくのもこのドラマというか。麻薬取引をしてないってだけで前科13犯じゃしょうがないよな。いやしょうがないってのは人権的に酷いけど。身内にはいい人であっても犯罪者は犯罪者だという、人柄と罪は関係ないというとこはきっちり線引してるというね。
あとは前回に続きノリがそんなノリだったから、島尾と夏輝のやり取りも楽しめたしおかしかった。フツーに笑えるよ。夏輝に対する島尾パパのすべての突っ込みがそれなり的確でなおかつ言い過ぎ&独善的ってとこがいいw
しかしわかんないのは、夏輝は前々回瞳が島尾のことを好きだと聞いてそういう気持ちで行動してるのを知っていながら、どうして前回今回と島尾が夏輝に瞳に対する恋愛指南をするに任せてるんだろ?あわよくば自分のことを好きになってくれれば…と思ってんのかな?順序としてそれ違うって感じだけど。まず島尾のことを諦めさせろよなー。いや島尾はたとえ告白されてもないでしょ、彼の性格からすれば。
ただまあ島尾の恋愛指南が意外とありかも?と思わせられるところでの夏輝とのやり取りがちょっと可笑しい。あの二人仲いいわりに完全に親子だってこと忘れてるよね。まあそんな程度で許しちゃうようなコダワリだったといえばそういうことなんだろうけど、最後までそれで引っ張るんだと思ってたから和解は若干軽すぎるかなあ。でもこういう距離感のやり取りの方が面白いからこっちでよかったけどな。
あと今週も富樫@猿時うるさすぎwwww つーかガサ入れがガサツすぎる。本当に鍵山班の奴らはみんな無能なのか? (・A・`)