そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

おやじの背中#1「圭さんと瞳子さん」

http://www.tbs.co.jp/oyajinosenaka/
脚本:岡田惠和 演出:山室大輔
 
「10人の脚本家と10組の名優が贈る、10の物語。」でオムニバス。
気になる作家と俳優の組み合わせの回もあるんだけど、視聴はともかく感想書くのどうしようかなあと思うくらいにはオレの好きじゃない本来の日曜劇場枠のテイスト。もしかしたら途中でリタイヤするかも。
 
今回のこれは岡田恵和脚本だけど、これもオレのダメな方の岡田脚本。
あとたぶん殆どの人は田村正和カッコイイ〜と思うんだろうけど、ホント昔から田村正和好きじゃなくてなあ。ルックスも演技も嫌い。松たか子もこの手のテイストのドラマの時は予想通りに良い娘さんすぎてキツいわ。でも一応あえて田村正和松たか子を1話に持ってくるんだからこのドラマの方向付けなのよねえ…と思って我慢して見たよ。それくらい興味ない組み合わせ。
前置きが長くなったけど内容的にもオレこういう話嫌い。というかこういう父娘関係がよくわからない。たぶん世間的な受け取り方としては父と娘の「いい話」なんだろうけどクソッタレって感じ。小津っぽいものをやりたかったんだろうけど、なんか過剰にベタなんだよなあ。なんでかな、キャストのせい?もしこの父親が長塚京三さんだったら…いいかもしれない…?分かんないけどw なんか田村正和って押し付けがましいんだよ、やる役のキャラが。
まあオレがこの圭太郎みたいな父親(もちろん田村正和だってこと込みで)とかありえないゾッとするというタイプで、松たか子瞳子があまりにも優等生タイプなのが耐えられないんだと思う。もし会社にこんな人いても絶対仲良くならない自信がある。
とりあえず瞳子さんはトラウマ的な過呼吸パニック障害?)を乗り越えられるくらい一緒にいて楽しい人を見つけられて良かったねえ…というだけです。子供はいつか独り立ちしなきゃーねーってジョセフじじいも人面疽スタンド(女帝)に言ってたよ!チュミミ〜ン。そんな親離れ子離れの話だった。
だったけどー、なんていうか関係性として閉じてて自分のことを過剰に大事にする、それを他人(家族)に強要することを良しとするお話が嫌いなのかも。理由はどうあれ。もしこれ瞳子さんに妹とかいたらどうなるんだろ、絶対父親と姉に反発すると思うんだよね。そういう感じにこの父娘関係が苦手で受け入れがたいよ。
まあこういう感想を持つような人はこれ見ちゃいかんのだろうけどw