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MOZU Season2〜幻の翼〜#5(終)

http://www.tbs.co.jp/mozu_tbs/
脚本:仁志光佑 演出:羽住英一郎
 
倉木がなぜ千尋の謎を追うのか全然説明されてないし、それが衝動なら仕方ないよなあと先週思ったばかりですが、そこに真実はありました。それは千尋の倉木への「愛」だったんですね!
真実は愛かー、それじゃやっぱりしょうがない…って、だったら倉木にそれなりの確証をもって追っかけさせて欲しかったよ。何のカタルシスもないよこれ。もうちょっと、なんつーか、倉木が千尋の愛を疑うかどうかっていう話なんだとしたら、途中で美希とイイ感じになりかけててもそうならないことで千尋への愛情もわかるし、倉木がなぜそこまで命がけで真実を求めるのかっていう理由も感情としてわかったろうに。
それなら倉木のむちゃくちゃな行動も共感できると思うんですけど。あーあ。なんか残念…って感じ。
大体そこまでして倉木のことを守りたいから…って、じゃあ娘はどうなっても良かったのか?結局それで壊れてるんだし。そうさせたのはそもそも公安だよね。そこはいいのか倉木?
それはともかくこの話になんで最終的にロシアが絡んできてるのかもさっぱりわからないんだけどさ。
何がやりたかったのかは最終回にしてやっとわかったけど、うーん、正直原作が書かれたバブルの頃ならともかく、今の日本ってこんな大変で生きづらい世の中なのにこの現状をオメラスの幸せな市民とか言われてもなんというかなあー (´д`)
ロシアと日本の危うさとか緊張感とか、その上での平和を維持?するためのグラークα作戦の工作員たちの犠牲で成り立ってる日本の繁栄みたいなことだったんだろうけど、この話に全然そんな実感ないよ。
あとそこに政府情報のハッキングだのスパイだの、公安省を作って警察権力を強化する陰謀だの絡んでややこしすぎてよくわかんなかったよ(;´Д`)
ロシアを絡めたのはそういうことなのかなと思うんだけど、イマイチ実感としてよくわかんないです。もっとわかりやすいネタでも良かったんじゃないかなあ、別にロシアのスパイとかの話じゃなくても。
というか美希のお父さんがどうしてロシアのスパイになったのかもよく分かんらなかったんだけど。シーズン1と2でグラークαの真実と公安省の陰謀とロシアのスパイの話は分けてくれたほうがまだ良かったかなあ。
東は最終的にはトリックスターだったのか?結局東個人の公安との関わりだったからアテナシステムの立ち位置もよくわかんなかったし。
でもまあハセヒロさんのインチキなイカレっぷりがサイコーにカッコイイんでもうなんでも全然OKだけど!(笑)OKだけど、結局何だったんだあいつ(^_^;)
あと津城警視正はなんだかんだ言っても公安の最強怖い人だったってことですね。最後かっこ良すぎるよ、小日向さん!(;゚∀゚)=3ムッハー 陰謀は阻止された!
でも達磨の謎、引っ張ったわりに最後に公安のいつもの隠蔽工作ってことをさらっと言われちゃうとかなあw
なんか鳴宮とかホントは公安にマークされてるけど単に泳がされれるだけなんじゃないの?ヤバいこと足突っ込んじゃダメだよ(苦笑)
モズ=和彦もなんで死なないんだ?ってくらい死なないんだけど、むしろ達磨よりよほど都市伝説だよ?
とりあえず最初からそういうつもりだったのか、和彦を庇ったからなのかはわかんないけど(たぶん前者)、精神病棟に閉じ込められて飼い殺しされそうな名波さんを助けてあげて…(;´Д`)マジ津城警視正怖い…
まあいろいろ謎の多い事件だったってことでいいのかしら。倉木は満足なんだろうけど。
そして最後はやっぱり倉木と大杉の居酒屋デートで締めかよ(笑)
まあなんとなくこれはこれでって感じ。原作とは相当違う話になったらしいけど、もう少しシンプルでも良かったんじゃないかなあ。いやそういう問題でもないか。とにかくわかりにくかったよ…