そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

Nのために#9

http://www.tbs.co.jp/Nnotameni/
脚本:奥寺佐渡子 演出:山本剛義 原作:湊かなえ
 
何だ、やっぱりさざなみの火事ってお父さんが火を点けたんじゃん。
希美がそれを知ってもたいして何も感じてなかった…ってのは、罪の共有云々言ってたのって何だったんだって思うけど、犯人が成瀬くんじゃなかったら別になんでも良かったんだろか。まあ自分の余命が数ヶ月という今となってはすべては今さらだしなあ。
それより高野の奥さんがその事実を隠蔽したって方があれだけど、そうなると高野が今さら追い詰めたかどうかってのもどうでも良くなるなあ。だってそもそもが高野さんのためって話ならさ。そりゃお巡りさんの奥さんがやっちゃいかんことだよな。
でもどちらにしてももう本当に今さらというか時効とか関係なしな話すぎて、このギミックに関してはこのドラマは上手いなあ。便利には使えてなおかつ本筋に何の影響も与えててないぞ(笑)
そしてとうとう事件当日だけど、この期に及んで西崎さんがあまりに間が悪くてバカなの?としか。
何のためにあれだけ計画に時間かけてたんだ?花屋が混んでるとか(そんなことあんまないと思うけど)そういうことじゃなく、花束くらい予め用意しとけよとしか。前日に用意しといてもいいくらいなのに昼間の間何してたんだよ。何もかも予定狂うだろ… ('A`)
そんなおマヌケな計画破綻は置いとくとしても、そこら辺は結構演出でハラハラドキドキしたんでいいや。
それよりも野口さんのやり方が汚いよなあ。マジで人間性疑うわ。
よく考えたらあの対局ってそういうことなんだよな。安藤の今後の身の振り方が希美の一手にかかってたわけだけど、解けなくてもアウト、解けてもアウトな状況に追い込まれたのはぶっちゃけ西崎さんのせいよね。本当なら決まり手を出す前に西崎さんが来てたはずなんだから。ただまあ、そういう条件を出して希美を嵌める野口さんは外道だって話で。
彼としては赴任先云々よりもあの場で安藤に勝つということだけが重要だったのかもしれないけどさ。さすがにそれ知ったら奈央子さんだって離れるだろうし、ささやかな満足感と引き換えに何もかも失うだろよ。それより油田プロジェクト失敗してるんだから彼のほうが危ういよな。部下の人事とかそんなどころじゃないよたぶん。
来週最終回、すべての謎は解けるのか。
予告でも今までの回想でも不思議なのは、成瀬くん?が来た時外からチェーンがかかってたってことだけど、あれ誰がかけたって話?どういう順番だったの?というか西崎さんの奈央子さん連れ出しが成功してたら、外から鍵を掛けて逃げれば野口さんは追ってこれなかったはずよねえ。なんでそうならなかった。(というか計画中にそのことに誰も言及しなかったのもあれだけど)