http://wwws.warnerbros.co.jp/thehobbitbattleofthefivearmies/
監督：ピーター・ジャクソン 脚本：フラン・ウォルシュ、フィリッパ・ボウエン、ギレルモ・デル・トロ、ピーター・ジャクソン 原作：J・R・R・トールキン
終わった、旅が終わったよ…
オレはそこまで旅の仲間じゃなかったけどビルボの旅が終わるのは寂しいね。こんな冒険したホビットは確かに（フロドが旅に出るまでは）いないね。というか彼の一族が特異なんじゃね？ｗ
オレフロドってそんなに好きじゃなかったんだけど、ビルボはなんかこうマーティン・フリーマンのせいもあり、旅が終わるのがとても寂しくなったよ… (´Д⊂ヽ
まあこの話単体で何か感想と言っても特になく、本当に旅が終わったとしかいいようがないんだけどさ。
ちょっと出遅れたせいでIMAX3Dを予約しそこね（ど真ん中席以外はありえねえ）、しかもHFR3Dですらなかったといううっかりミスのて連発でしたが、出来たばっかの日本橋の大スクリーン（DOLBY ATMOS）のお陰で迫力はあったです。（プレミアムシートで鑑賞したんで尺が長くても楽チン）でもま、できればIMAX HFR3Dでもう一回見返したいなあ。
とにかく王道ファンタジー映像をこれでもかというくらい魅せつけられたよ。
2作目の内容はちょっとうろ覚えだったけど見てる間に思い出したから大丈夫。今回は特に仲間たちがあちこち散らばってるとこから始まるから1,2作めを見返せる人は見返しといたほうがいいかもね。
前作のラストでスマウグが解き放たれたとこから始まるけど、本当にもう見事なまでに「ドラゴンに焼きつくされる街」という情景で思い描くそのまんまの映像だったｗ ドラゴン、カッコイイなあ〜！（街焼いてるけど）
あまりに臨場感溢れる映像で本当にその場にいるような、入り込めるくらいリアリティある映像だった。たぶんHFR3Dならもっとその場にいたかもしれないけど。
対スマウグ戦がわりと序盤に終わり、その後は対ゴブリン戦に雪崩れ込むってことで、ストーリーはもう完全に戦いばっかだった。戦いは迫力あったけどお話的にはなんとなく続きだったねって感じで、このシリーズ全体としてはやっぱり前後篇くらいにしといたほうが話しとしてはまとまったのかもしれないかなあ。この戦いばっかの3作目をどう受け取るかにもよるだろうけど。戦いの合間にいろんなドラマはあるんだけど。
サウロンはチラッとしか出てこなかったし、ゴブリンとの戦いがクライマックスとはいえ、ストーリーのメインはどちらかというとトーリンしっかりしてよって感じだったんでちょっとジリジリとしたかな。彼が早く正気に返ればよかっただけじゃんっていう気もしなくもないよ。
あとなんつーか、あの状況でトーリンたちが参戦するかどうかで戦況が変わるかどうかっていわれたらええ、そんな！ってのはあるかもしれない。森の仲間達も来たとはいえ、たった10人ばかりのドワーフが参加しただけであそこまでひっくり返るとも思えんし（^_^;）魔法使いはいるけど魔法でなんとかなるような物語じゃないし。（というかあの世界で魔法ってどういう役割なんだろ、ガンダルフはほぼ肉弾戦だったしｗ）←wikiに書いてあったよ！そういうことかー
それもあってエルフ王が仲間を引き上げようとしたりするのは気持ち的にも分からなくはないかなあ。オレももうヤメテーって絶望的な気分になってた。まあ何にしてもそこら辺まではトーリン王…（；´Д｀）って感じではあったけど。（そういやアーケン石どうなったんだ）
とにかくもうドワーフ強すぎるｗｗｗエルフも強いけど、ドワーフの強さはおかしいでしょｗ
しかしその戦いのすき間を意外と重要な役回りでビルボがちょろちょろと活躍しつつ結局は彼がいたからこそってことにはなってるから、観客目線として入り込めるってのはあったと思う。だからこそビルボが戻ってきたとこで旅の終わり感があるんだけど。
まあやっぱり人は金じゃなく人生の楽しいことに生きるべきだよな… (´Д⊂ヽ
結局今回は指輪自体はそこまで重要じゃなく本当にビルボの冒険って話だったんで、これでいいのかな。サルマンとかいつ取り込まれたのかちょっと気になったりもしたんだけど。フロドの活躍は60年後なんだっけ。まあそれまでは結構あるか。あとレゴラスがのその後とかアラゴルンのことがチラッと示唆されて終わるとか。
ホビット庄についてからのあれは笑いどころか？って感じだったけど、まあ旅の仲間が訪ねてきてくれるってのはいいものよねえ。あ、あれで指輪の素性が分かるんだっけ。
やっぱりこの後LOTRを見返さないといかんのかって気にはなったｗ 原作もあるけど読んでないしなあ…
