そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

銭の戦争#10

http://www.ktv.jp/zeni/index.html
脚本:後藤法子 演出:三宅喜重
 
富生がインサイダー取引を思いとどまって良かったー!一応未央さんの「良心」という名の担保が効いたよw
やっぱり人を呪わば穴2つなのね。そのまま突っ走ってたら確実に金は取られて逮捕もされちゃったわけだし。しかしなんで赤松がなにもしないでいると思ってたんだろう。そこら辺抜けてるのはそもそも富生は頭は切れるけどそういうタイプの人間じゃないから…ってことでいいのかしらね。まあ普通はそうよね。
しかし梢さんはともかく黒田部長がやけにあっさりと、奥さんの話はあったにしてもそんな庶民感覚に好意的に同意を示したなあと思ったら未央さんだったのか。良かった良かった。でもそんなことを言ってる黒田部長の奥さんは黒田部長の稼ぎで確実にいい暮らししてるとは思うけどな!
ただまあデカイ金を動かすことが当たり前な仕事をして、原作ドラマで言えばおそらく財閥的な人種と付き合ってた富生がそういう庶民感覚を取り戻せたのはというと、そもそも工場経営してたお父さんとお母さんの育て方が良かったんだろうな…ってことでちゃんとそういう描写も入っててさすがですw やはり三つ子の魂は百までなんだよ。信じるに足る善はあるんだよ。でもいくら表沙汰に出来ないと入っても赤松の金を盗んだことには違いないけど。赤松からしたら20億戻ってきたって、札束が恋人とか言ってるんだからそんなもん彼女乱暴されたと同じこったろうよw
富生と梢さんのラブシーンというか、ああいうシーン、あの二人ってドラマの最初から取り澄ました感じでしか描かれてなかったから、初めての愛情表現であり梢さんの弱さを見せつつも信頼も描いてたし、結局富生も梢さんも基本的にはいい人よね。だから安心して見てられるし、まあ最終的には小ズルくてあくどい赤松には負けないでほしいなあと思うのココロ。
といっても赤松のとこの桜田にしてもあかねちゃんにしてもゲスい人間じゃないのも赤松が小悪党以上に見えない、可愛げがあるところだけどw
しかしこれ、最終回はどうなるのかな。ドラマとしては不安要素がないので安心して楽しめるんだけど、どういうオチになるのか。ホワイト化学は取り戻さなきゃならんと思うんだが… 予告見るに紅谷のじいさんも出てくるみたいだし、いろいろ楽しみではある。
 
そういや今週のスマスマコントでこれの金庫破りシーンやってて、草なぎくんが「白石富生(本人)」で完全にギャグなしで真面目に再現してたのはともかく、金庫の中に青池社長@ジュディ・オング(本人)がいて「魅せられて」を歌ってる…ってのは完全に反則だと思います(笑)何が起こったのかと思ったwwww