そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

マザー・ゲーム〜彼女たちの階級〜#1

http://www.tbs.co.jp/mothergame/
脚本:荒井修子 演出:塚原あゆ子
 
まったく好きじゃないネタだと思って始まる5分前まで本当の本気でノーチェックだったんだけど、書店ガールと一緒にとりあえず予約入れといて良かった。予想外に面白かったw
前クールは財閥的なファイナンス会社の孫娘だった木村文乃が、貧乏シングルマザーの役でセレブだらけの幼稚園に入って意地悪されて、「お金なんて欲しくない」と闘いを挑むってのは皮肉かw しかもセレブママの出て行けという暗黙の嫌がらせに対して「だったら代わりの保育園探してよ!」もいいし(笑)
この手のドラマだから当然セレブママたちの事情も様々、いろいろ抑圧的な家庭の事情やストレスもあり、だからこその階級闘争・パワーゲームという展開。その辺はテンプレ的だとは思うけど、なんかこういうネタって結局キャスティングだと思うのよね。
嫌がらせに負けないシングルマザーの奮闘記にしても、ドロドロした女の戦いがドラマの狙いならそもそも見てないけど、何があっても最後は希子さんの啖呵でスッキリカタルシスって感じでそんなに陰湿じゃないので割りと楽しく見られるよ。
むしろ嫌がらせにめげなく自分の意見をはっきり言える、しかも貧乏だけどそこまで無理してもなさそうな心の強そうな希子さんを応援したい。虐められてても過剰に可哀想にならないってのはいいね。ガンバレ〜w 陽斗くんもカワイイし。
視点としては子供を守るのが第一、子供のためなら何でもできる強い母ってのは肯定されてるから嫌な展開にもならなさそうだし、料理という強みもあるから打たれ強そうな希子さんに味方ができるかどうかのバランス感次第かな。
お友達の由紀さん(貫地谷しほり)はどうするのか、毬江さん(檀れい)はどこまで本気で希子さんの味方なのかどうなのか。あと園長(室井滋)も手駒にしてもどの程度かばうつもりがあるのかかなあ。担任の先生(瀬戸康史)もどれくらい中立かどうか。ハセキョも安達祐実(旦那が丸山だし!)もいろいろありそうだけど、最後は予定調和的にスッキリさせてくれればいいですw ハセキョはペテロの時は変な髪形でいろいろ台なしだったけど、ちゃんとするとやっぱり美しいですな (*´∀`)=3
わりと自分好みの感じに面白いなあと思ってたら脚本が荒井修子で演出がNのためにの塚原あゆ子でなんとなく納得。Nと同じく映像が美しくて、あと細かい表情をとらえたカットが多くてセリフ外の行間語りすぎてるw
あとは謎の男、豊原功補が何者なのかってことか。言ってることは正しいんだろうけど、佇まいからして希子さんがイラッとするのはわかるwww
そして希子さんの死んだ旦那は岡田義徳なのかーと思ってたら生きてるし!生きてんじゃんよw どういう展開?
公式で最新話配信中らしいですが、ネタのわりにスカッと爽やか気軽に見られる内容だったんでオススメ。