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脚本：林宏司 演出：七𣴎剛 原作：石坂啓
このドラマも自分的には何が面白いのかさっぱりわからん。リタイヤでいいや。
というか、レンタルルームの鍵はともかく学生時代の親友？のアダルトAV監督、作品をレンタル屋で借りる程度の親友なのになんで部屋の鍵持ってんだ？
あとさ、見てても木村くんの家路久のキャラがさっぱりわからないのよね。
以前はエリート証券マンで仕事第一の自信家で負けず嫌い、どちらかと言うと嫌な男で、浮気？っぽい記憶とか他人を顧みない仕事っぷりとか家族にも厳しかったりしたのに、記憶をなくしただけで妙にいい人になったり料理だけは出来たりってチグハグすぎてつかめないよ。なんでそんなに料理するの？ビストロ木村？ｗ
てか記憶なくても仕事はできると思うんだけど、なんで飛ばされたのかもよくわからない。そもそも記憶が無いのと性格が変わったことは同一線上で語ることじゃないよね。性格にしても変わったのか、素の状態なのかも分からないし、親友の言うことを信じるなら元は貧乏だったから拝金主義のエリートにのし上がったってこと？
このドラマが何をやりたい話なのかもよくわからないんだけど、1話でのチグハグさからしてなんかもう2話めで見る気がすでにないというか。
あとBGMがやたらヒーロー物っぽく爽やかなのも混乱するんだよね。なんか安堂ロイドみたいだなーと思ったらまさにその菅野祐悟だったし。てかこれってそういうドラマなのかなあ？このBGMのせいで余計に家路さんのキャラとこのドラマの作風が混乱するんだけど。このBGM間違ってると思うんだけど。最後もやたら盛り上がるいい曲でなんか久泣いてたけど何が解決されたの？
なんかむしろこれ、久は本当は事故の直前に何かヤバい秘密でも握っててそれで事故に見せかけて殺されようとしたけど死なななかったからみんなで監視してるとかいう話のほうが楽しい気がするんだけど？（苦笑）明らかにいっけいさんは監視してるし、みんなだって過去の話になるとお茶にごすし。前妻家族とはやたら近いとこに住んでるってのも普通おかしいよねー？
その中で誰が味方なのかを見つけて自分探しをするっていうならそれはそれでって思うんだけどな。そういう話でもないんだよね？最後のDVDの映像の中の上戸彩は仮面無しで見えたってこと？よくわかんなかったけど。
まあ木村くんは頑張ってるとは思うけどなんかね、違うんだよ久のキャラ。話の表面だけ見たほうがもしかしたらわかりやすいのかもしれないけど、木村くんの演技はとても違ってると思います。違ってるというか、題材と主演の組み合わせが間違ってるんだよな。木村くんはサスペンス・ミステリー向けじゃないと思うよ。だってそんな含み演技できないし、彼を使うなら彼の自意識と自己認識に合ったもののほうが見る方もしっくり来ると思うんだよね。「HERO」とか「MR.BRAIN」みたいなね。
いろいろ言ったけど最終的には上戸彩のいつもより3割増しの爆乳が気になってそれどころじゃないのでした。あのワンピ、すごくジブリアニメのヒロインみたいなことになってる（θωθ）~☆
