そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

探偵の探偵#1

http://www.fujitv.co.jp/tantei/index.html
脚本:徳永友一 演出:石井祐介 原作:松岡圭祐
 
面白いのかどうかもわからないまま予約入れてたけど、とりあえず北川景子が美人でカッコイイので良しってことで。
夏クールにちょうどいいサスペンス仕立てですね。
タイトルでまったく内容が想像もできなかったし惹かれなかったんだけど、弁護士と同じく探偵が必ずしも正しいことをやるとは限らないよなーという視点での探偵業をネタにしてるってのは新しいかも?
ミステリー界隈はそんなに知らないけどこれ推理小説って意味でのミステリーじゃないよね。スクールとかいってるし普通に探偵業界と舞台にしたサスペンス・アクションだよね。いやそんなの劇中で何度も念押しされなくてもそんなこと普通の人間なら普通に理解してるけどさ。つーか当たり前じゃんよ。
実際に「対探偵課」なんてのが成り立つかどうかはともかくとして、そういう悪どい仕事をやってる探偵はいるのかもしれないし。浮気とか素行調査よりも所在確認が主だというなら違法行為ギリギリの依頼もあるだろうしな。もちろんペットなんか探さねーよな(笑)それこそ殺人事件の推理を披露するんでなきゃ、ぱっと思いつく限りでペット探しはフィクションの探偵のやる仕事としかw
紗崎玲奈(北川景子)は妹がストーカー殺人に巻き込まれるきっかけを作った探偵当人と悪徳探偵業自体を恨んでいるってのがモチベーションで悪徳探偵を潰す仕事をやってるけど、そのせいで恨みも買うし命も狙われたし、社長の須磨(井浦新)の方針だけでそんなことやってるのはそれはそれでフィクションって気はするけど。
そして新人、峰森琴葉(川口春奈)の使えなさっぷりよw なんか特殊技能があるのかと思ったけど本気で使えないし、事務で雇われたけど辞めますってあんたw 一瞬何言ってるのかよくわかんなかったよ?ハロワで紹介されてきた事務志望…じゃあしょうがないのか。
と思ったら玲奈の殺された妹の友達?親友っぽいけど、玲奈のことは知らないのか、それとも知っててそこにきたのか、もしくは須磨の方が狙いなのか、いろいろミステリー要素。
というか玲奈が探してる探偵も、いかにも社長の須磨かライバル?の阿比留(ユースケ・サンタマリア)かというミスリード狙いなんだけど、どうも阿比留の方は玲奈というより対探偵課が邪魔っぽいなあ。まさに殺されかけてますよ。
というかその阿比留の方がいかにもな探偵を演出して警察に入り込もうとしてるみたいだけど、その目的は一体。元刑事だとか知り合いが警部だとかリアル志向の探偵モノだとそんな設定じゃダメなのかw
今回の事件というか出来事?も、副総監にまつわるゴタゴタだってちょいわかりにくかったし、玲奈の抹殺をもだけど、そこまで金と手間を使ってもそうするってこと、阿比留がそういう自己演出で警察に取り入る目的とか、いろいろ裏がありそうなのか?
「リスクの神様」もそうだけど、定番じゃないネタで勝負ってのはいいし、ハマればカタルシスがあるんだろうけど、どうも初回の設定やキャラ紹介がややこしいってのはいいのか悪いのか。絶対見るってつもりで見てる人ならいいけど、そうじゃなくながら見を許さない(方がドラマとしては面白いんだけど)ってのは、最近の傾向だとちょっとハードルが高いような気はするなあ。もう少しわかりやすい謎を散りばめるとか何かを解決するならともかく、こっちは1話完結じゃないし。
まあ北川景子の美しさとカッコよさでだいぶ引っ張れるとは思うんで僕ちんも頑張って続けて見たいと思います。だって今んとこ何がこのドラマのポイントなのかわかんないし、原作がそうなのかもしれないけど、そういう雰囲気で引っ張るドラマって厳しい気がするのよね。一応次回の展開に期待。
エンディングテーマがやたらギターカッコイイと思ったらマーティンなのか。納得。
てか原作者は「万能鑑定士Q」の人なのか。あれはだいぶインチキっぽかったんでしょー?大丈夫なのか?