そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション

http://www.missionimpossiblejp.jp
監督:クリストファー・マッカリー 脚本: クリストファー・マッカリー

 
ぶっちゃけていうとこのシリーズはそんなにも好きなわけではないのだが、今回はなんとなく予告のあおりに釣られて見に行ってしまったよ。
1(ブライアン・デ・パルマ)と2(ジョン・ウー)までは見たけど、3(J・J・エイブラムス)と4(ブラッド・バード)は見てない。JJもBBも好きな監督なのになんか見に行きそびれてそれっきり。その程度。
というかシリーズ最初の時点でどういう組織がどう動いて何をやってるのか、不可能な作戦を遂行するチームってことだけしかわからなくて毎回ストーリーはもやっとしたまま見てたんだけどさ。(その辺は007とかワイルド・スピードとか見てるとこの作品がいかにストーリーに実がないのかもよくわかったけど)
なので今回もよくわからないまま見てました。IMFってなんぞや?(そこから?)
以下ちょこっとネタバレ。
 
まあでも話はだいたいわかった。ストーリーはほとんどないけどそこは問題じゃないからいいのかw
CAI長官がベタに間抜けだってことで?(オチも含めて)冒頭の繰り返しをやってちょっとコメディっぽい感じにしてるけど、だったらもうちょっとそこはスタイリッシュなオチのほうが好みかなあ。
基本マッチポンプというか、どうやら前回までのシリーズでやり過ぎだったせいでIMFが鬱陶しがられて切り捨てられたけど結局元通りってこと?そして「シンジケート」という組織は存在するけど公式に存在の証明が出来ないから存在しない、それを証明するという話よね。(一応そこはさすがにネタバレなので言わないけど)
そもそもなんでIMFというかイーサンがシンジケートを追ってるのかわからないんだスマン。何が起こってるのかはわかるからいいんだけど。
全部見てる相方からするとストーリーはまったく覚えてないんだけど、あのチームの絡みが楽しいので良しってことらしい。まあそれはわからんでもないし、イルザの峰不二子感は嫌いじゃない。カッコイイ!次は是非イーサンのチームに入ってほしいよw
とまあ、何かのミッションをこなすために別のミッションをこなすというのは王道展開だけど、それがたぶん失敗しないってのが前提だからあんまハラハラしないんだと思う。そうなるとあとはそのミッションがいかに難しいのかってだけになるんだけど、なんだろうあんまワクワクしないのよね。
そういう意味で面白かったかと言えば微妙にオレの好みではないのだけど、なんでかというとアクションは凄いけど特にケレン味もないんだよなあ。なのでとにかくトムのアクションすごかったーってな映画かと。
一応飛行機アクションは監督たちがどこに入れようか考えて最初に持ってきたって話は知ってたけど、確かにあの飛行機アクションはちょっと度肝を抜かれました。だって間違って後部ハッチを開けた後に横のドアを開けたらいきなり吸い込まれてそのまま飛行機のケツから飛び出そうになるとかそりゃそーだよな、あれよく考えたよなあ。マジびっくりしたわ。そこでミッション終了かと思ったw
あとはカー&バイクチェイスの臨場感と迫力がかなり泥臭かったというか目線カメラだったんでちょっとおおっと思ったり。バイクアクションスゲェ、怖いよw あれイルザはたぶん牽引だけどトムのは本当に乗って走ってたよね?コケたらどうなるんだよ。
なのでこれ生身でスタントもほぼなしのトム・クルーズ本人が本当にアクションやってるって知らなかったら見る意味がないよなあとか思ったり(そんな奴いるのか?)
そういや監督・脚本はオレが大好きな「ユージュアル・サスペクツ」(なんでか公開当時3回も見に行った)の脚本の人(それ以外にもトム映画関連とか)なせいもあり話の展開自体はキライじゃないんだけど、なんかわかりにくくてアクション主体(しかもアクションのためのアクション)なのがオレはそんなにツボらなかったって感じかなあ。でも機会があれば見てない分は見ときたいです。
 
これはトムのサインらしいよ@TOHO新宿