そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

テッド2(字幕)

http://ted-movie.jp
監督・脚本: セス・マクファーレン

 
吹き替え版の有吉も別に悪くないけど、やっぱり映画は字幕で元の俳優の声を聞く方が好きです。(TV放映ではその限りではない)てかこの映画のナレーターってパトリック・スチュワートピカード館長だったのかよ!だったらどうして麦人さんじゃないんだよ!(スタトレ族)
てことで2も大変面白かった!w
1はぬいぐるみがリアルに生きてるファンタジーをリアリティあるように見せる映画だったけど、今回はもうちょっと進んでファンタジーな存在がリアルな社会でリアルな存在になるというとても深い話だった。こんな話なのにちゃんと人種差別やそれに絡んで人間とは?みたいなところに突っ込んでて、最終的にはいい話だったし。
その大筋はとてもいいストーリーなのだが、相変わらず全編クソみたいなお下劣エロ人種差別ネタ満載、おまけに今回はコミコンネタがあるんでオタクネタも相当にたくさんあった。いろいろツボった(笑)
というかざっくり言って公開初っ端に見に来てる客層ってのもあるのかもしれないけど、オレの感じとして前半の方のしょーもないお下劣ネタで両隣の若いねーちゃんたち(日本人)と黒人・日本人カップルが爆笑してたのは、そこまで笑うか?って思ったんだけど(パソコンの中がエロ動画だらけネタでそんなに爆笑できるのか?)、案の定ちょっと突っ込んだネタはほぼスルーでした(笑)
オレももちろんわからないアメリカ人向けなネタはいっぱいあるけどそういうことでなく、お下品ジョークには大ウケだけどパロディとか時事ネタは笑いどころがわからないみたい…ってことね。センスの問題でなく程度問題というか(暴言)たぶん全体に客層が若いのと話題性で見に来る客層が多くてオタクはそんなに多くないんじゃないかと思われたんだけど。
オレがウケたのは大麻栽培からのジュラシック・パークネタであのBGM流しながら「群れで動いてる!群れで動いてる!」(爆笑)タイムリーすぎるじゃんw
それとたしか弁護を断られてへこんでる時のりんご投げと芸人イジメのネタ(ブラックジョークにしても酷えw)
レベル高すぎるコミコンのコスプレネタ。もともと向こうのコミコンはそれなりレベル高いけど映画内でのイベントだからこそのクオリティ!(NYのコミコンは一度たまたま行ったことあるよ、ジャビッツセンターのやつ。まさにあそこだった!)
ゲイの仕事仲間のオタクイジメwwww酷すぎwww
しかも最終的にフィギュアで有名なハズブロ社が完全に悪役扱い!しかもハスブロ社の社長は見つかったらライバルのマテル社を騙るしヒデエwwwてかいいんだそれ?(笑)
ブラックなネタは容赦なさすぎて爆笑したw
精子ぶっかけネタはマジで吐きそうでしたwテッドがゲエゲエ言うから余計にw
あと本人ネタがたくさんあったけど全部わからないのでパンフの解説は読みました。爆笑www
トム・ブレイディの神々しいアレと生死狙いの侵入案件がケース317ってやつとか考えオチも混じってるし、リーアム・ニーソンが子供向けのフレーク買っていくとことかイミワカンねー(笑)エンディング後のオマケ、一体何があったんだwww(「96時間」的なネタじゃないかと>相方)

あとキャスト確認してなかったんでまさかジョンがすでに離婚してる設定はビックリ。もともと出ない契約だったのかなと思ったけど、まさか離婚したことになるとはw
その離婚理由は確かに前作見た時にもローリーの周囲は普通にキャリア層だと思ったんで、どう考えてもジョンやテッドとは釣り合わねーだろと思ってたとおり。それはそれで納得(苦笑)ジョンやテッドって日本でいうとマイルドヤンキー層(都会ジモティの)に当たるんじゃないかしら。ローリーって都会のキャリア系よねえ。
まあむしろ前作でも思ったけどテッドがタミ=リンとちゃんと続いて結婚してるってことにもビックリ。だってものすごいアッパラパーだったじゃんよw今回はかなりマトモになってたけど。
まあとにかく全体の話はすごくちゃんとしたテーマだし結論もちゃんとしてるんだけど、とにかくお下劣ネタなのに不快にならないというバランスのさじ加減が上手いなあと。
面白かったです!