そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

表参道高校合唱部!#8

http://www.tbs.co.jp/omosan-gassyobu/
脚本:ますもとたくや、渡邉真子 演出:吉田秋生
 
周回遅れなんだけど、オレ先週分見た記憶が…と思って見返したらちゃんと見てたし話も覚えてたんだけどまったく記憶になかった。たぶん半分寝てたんだと思う。てことで今さら。
つーかさー、祐が実はゲイだった…とかいう衝撃的なネタを入れてきた、しかも桜庭が好きだってのは最近気がついたけど同性愛者かもってのは昔から薄々感じてたとかいうわりに、これがメインじゃなくなんというかダシ扱いなのはどう受けとればいいんでしょうか。
いや高杉真宙っちが同性愛者だというのは大変においしいと思うんだけど。しかも相手が桜庭って (*゚∀゚)=3 ムッハー
いやでもそこじゃねえよ、そうじゃないだろうよ。何でそんなにカジュアルにこういうネタを扱うかなー。
しかも祐って泥棒を疑われてみんなが信じてくれなかったから不登校になってたわけで、まあ桜庭のことはその時は親友扱いだったんだろうからそこまで気にしてはなかったのかもしれないけど、なんか釈然としないよこのネタに。つーか必要かこのネタ。
この問題を真面目に扱ってるってのはわかるんだけど、そもそもそんなデリケートなことを桜庭が勝手に合唱部のみんなに打ち明けちゃうとか、彼が気持ち悪いって言ってしまったことについても特に深く掘り下げてはないし、それでみんなで考えようっていうにしても祐本人がカミング・アウトしてないのにみんなで話し合うのもよくわかんないし。
人を好きだけどそれが言えない苦しさをって話なんだろうけど、そこであえて同性愛にする必要あるのかなあ?というかみんな恋愛脳すぎね?合唱部に集中しろよ。祐くんは不登校で引きこもりでした、でも歌が歌いたいです…で復活!ってだけでもうキャラ付けとしては十分だよ。同性愛いらないよ。
でもそんなことよりもそれ自体が真琴と快人その他恋愛ネタのダシだから、祐本人の気持ちが完全にト書きなのが納得いかんのだよ。
結局悩んでるんだかどうだか、悩むにしても何について悩んでるのかよくわからないまま一緒に歌いたいってことで丸く収まってるんだけどいいんですか?いいんです…ってよくねーよな、普通は。
ただこのドラマってそういう恋愛感情のエピソードを、部長と副部長にしても簡単に乗り越えて同じ合唱部の仲間として付き合うこと現在進行形、失恋ってことをネタに出来るってとこがよくわかんない。無用にドロドロを望んでもないけど簡単すぎて心なさすぎというか。
部長と副部長が仲良く合唱部で歌えるんだから祐と桜庭も大丈夫よね…って普通大丈夫か?そもそも歌に対してそこまで思い入れも見えないというか歌中心でもないし、祐は歌が好きで合唱部で歌いたいって話をやったわりに今回あまりにもあっさり合唱部を辞めすぎてて(葛藤が全然見えなかったのが残念というか)、一応歌のために戻ってはきたけど、どうもこのドラマでの歌とか合唱部の扱いがあまりにも軽いんだよなあ。他のいかにも青春なエピソードが多すぎて歌そのもののことは意外と軽いんだなあと感じたガッカリ部分でもあるんだけど。
もっと何もかもを歌と合唱部メインで構成すればよかったのに単なる学園青春モノなんだもん。
んで真琴と快人の話にしても、快人が看病やハナミズキを飾ってくれたのが真琴だと思ったってのはそもそも快人が真琴のことを好きだからそう思いたいって話であって、真琴はそれが優里亞のやったことだって知っていても優里亞が快人に告白するって聞いてたとしても、真琴がどうこうできる話じゃないんだよな。だから話としてはありがちだけどなんか全然ピンと来ないというか。しかもそこに同性愛ネタ被せられてもっていう。あと祐は里奈にもっとちゃんと謝れ。なんか恋愛ネタ入れてくる割に全般に軽いんだよ、感情が。
まあ今回はそこにさらに中島美嘉演じるプロアーティストの前座ネタと真琴のお母さんと結婚詐欺師の出来杉君の話も入ってて、とてもとっちらかってるよ。お母さんのその話ってそこまで引っ張るほど必要?お父さんがダメなのはもう十分にわかったから(定食屋でのバイトも十分こなせないってそりゃ店潰すよなあ)
あ、神島カナ(中島美嘉)が言った昔のパートナーが瀬山先生だった…って、やっぱり瀬山先生は合唱部のOGなんじゃないか。しかもあの歌声で声がかからなかっただと?オカシイだろ(^_^;)で、パートナーって、そっちの意味じゃないよねえ?w
あと教頭先生はどうして旧音楽室でわざわざ出前とって昼飯食ってんだ?好きなの合唱部。というか教頭も実は…ってなりそうな予感がw