そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

オトナ女子#1

http://www.fujitv.co.jp/otona_joshi/index.html
脚本:尾崎将也 演出:田中亮
 
いつものフジのノーテンキ恋愛もので微妙だけど今んとこまあまあかなあ…と思って見てたけど、江口のキャラが意外とよかった。
まあ確かに篠原涼子吉瀬美智子鈴木砂羽でオトナ女子会もないもんだとは思うけどさー、あの3人なら別にいいじゃんと思わんでもなく。職場の子たちも恋愛アプリ作ってんならそこは揶揄するとこじゃないぞって気が。むしろその年代に向けてときめくアプリを作れよと。というかそういう話だよ!すべてのことは仕事にいかせ!
まあ一体いつの時代の恋愛トレンディドラマなのか、90年代と違って今風なのは登場人物の年齢が上がったことくらいかよって思って見てたんだけど、そういうわけでもなさそう?
ちなみにこの手の恋愛ドラマの年齢が上がったのは「セックス・アンド・ザ・シティ」のおかげだと思わんでもない。10年以上かかったけど、やっと世間が40代以上の男女の恋愛モノに耐性が出来てきたというか。(そのわりに恋仲とか受けてたけど、あれ以外とアラフォー世代以上が見てるっぽいのよね)
でもってどう考えても亜紀(篠原涼子)と付き合ってるヒモ、じゃなかった売れないバンドマンの斎藤工は、この流れだと明らかにメジャーデビューしたら亜紀と若い子二股かけるよね、浮気するよね、たぶんこの1話め限りの出番よね…と思ってたら案の定すぎる展開!!そりゃソーダ、当然だよね(笑)
ただまあ伸治が単なるいい加減なやつ&浮気ってことじゃなく、実は若い子のほうが本命だったってのはさすがに親からしても子供産めないオトナ女子よりも若い子っていう至極当然の話すぎて涙…さすがにそこは否定出来ない。これで亜紀が30代なら伸治がヒデーって話になるんだろうけど。人生ってそういうものよね。(ってか設定では一応40歳トリオなのか)
でも伸治もそこまでペットでもなく一応いろいろ考えてたっぽい…のかどうなのか。メジャーデビューしたらあの若い子と結婚できなくなったとかなんねーかな?伸治のルックスなら人気出るだろうし、そーすっと普通結婚とか事務所的にNGだよね?
そんでこのアホみたいにステレオタイプのトレンディードラマの中で、いかにも今後絡むよねって風に出会った亜紀と文夫が案の定仕事で再会、いきなりやりあって犬猿の仲という展開って、なんというありがちな!(笑)
唯一パンチがあるのは江口洋介の高山文夫だけど、その彼が昔トレンディな恋愛ドラマを当てたって設定なのが確信犯的…と思ったら脚本は尾崎将也ってとこでちょっとだけ見る気になった。そりゃこのクソトレンディ展開があえて、よね。
つーか浮気現場からいつの間にかどしゃ降り、いつの間にかあの喫茶店、客(文夫)がいるのにいきなり繰り広げられるいかにもな男女の別れのシーン。
 伸治「亜紀はさぁ…きっと、ひとりでやっていけると思う」
 文夫「そういうセリフよく書いたなあ」
 伸治「うるせえよ」
 文夫「失敬」
アホみたいにステレオタイプな亜紀と伸治のやり取りに間髪入れずに突っ込む文夫のつぶやきに思わず爆笑したよw そこ突っ込むところかwww
そんなことがあって亜紀の仕事に協力するって言いに来る文夫が、「ドラマだとこの辺に”つづく”って出てるとこかなあ」と言ったら画面の隅に「つづく」のテロップが…
 ダサいかダサくないかという以上にメタでビックリだよw
つーかメタなのか?脚本は気の利いたやり取りレベルなのに演出がメタにしちゃったという、これをどう受け取れば?猫が喋る吹き出しもリアリティレベルとしては相当ギリギリだけどー?
そういう意味で、いかにもベタで王道なトレンディドラマと見せかけてちょっと捻りが入ってるのは面白いんだけど、今のところ捻りがささやかすぎてぱっと見はベタなトレンディドラマだと受け取られそうよ?
斎藤工はもう出てこないとは思うけど(よね?チャートにはいるけど…)、篠原の部下に吉沢亮仮面ライダーメテオがいるし、砂羽の息子の担任が千葉雄大@ゴセイレッド(まだ出てない)に池田成志@白い魔法使い、しかも来週は平山浩行も出るのでなんつーか意図せぬ特撮縛りになってるところも楽しみですよw
でもまあ篠原涼子のビジュアルがあまりにも可愛すぎるしキャラ的にはギリギリうざくないので、毎週気軽な気持ちで見る分には楽しいかも?