そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

下町ロケット#5

http://www.tbs.co.jp/shitamachi_rocket/
脚本:八津弘幸 演出:福澤克雄 原作:池井戸潤
 
近田の上から目線とか「検証ー!」の謎の字幕、ヤスケンの徹夜の爆発頭はコントだし、社長は意味なく上着脱ぐし一体なんなんだw
ロケット編最終回。なんか毎回ダイジェストみたいなんだよなーとか思ってたけど、さすがにバルブ問題の原因がわかってからの佃社長の演説は延々と流すのになんで燃焼試験が成功したのはカット、いきなり種子島の打ち上げなのか…と、ちょっとびっくり(^_^;)本当にやりたいところ(熱血展開&演説)しかやらないドラマだなあ。
いやまあバルブのせいじゃないっていう原因が分かれば成功したも同然!でいいんだけど、…いいのか?
本当にドラマ的な積み重ねとかじゃなくおいしいとこだけ見せますなんだよね。だったら2クールやるとか、ガウディ計画は続編化するとかあるだろうに。なんで全部一緒くたに1クールに押し込めるのか?
というかロケット編を5話で終わらせて人工心臓の話にするのにタイトルは「下町ロケット」。まあバチスタシリーズもそんな感じですけどね。
佃社長の演説もまあ言ってることはわかるし財前が藤間社長に自社供給じゃなく佃のバルブでと泣きながら頼むのも、目標は純国産ロケットの打ち上げを成功させるってことのはずなんだからロケット本体を作ってる大企業と下請け町工場が敵味方っていう発想がおかしいし、帝国重工のプライドとロケット、どっちが大事って考えるまでもないような。というかもういま流行のオールジャパンで行けよとしか…そもそもが大企業のプライドと明白な技術力で比較勝負ってのがオカシイんだよねー。
あと佃社長って元はJAXS(=JAXA)の研究者なんだから、部品供給ったって他の町工場とはレベル違うよなあとしか思えないし。たかが町工場っていう謎のフィルターが間違ってるし財前さんのお父さんとは同じじゃないよねとしか。うんまあ、別にいいんだけど。
とりあえずロケットが打ち上がってよかったよかった。ただすごく余韻もなくあっさり終わった感あるけど。あと真野の前振りがちらっとね。というか真野、ちゃんとよさ気なとこに就職出来てるし辞めて半年くらいしか経ってないのにやたらすっきりした感じに。転職してよかったんじゃね?w
あと一応ガウディ計画のタダ読みできる分(冒頭90P)は読んでるので真野はああそれねと思いました。続きはドラマでいいやと思ってるけど、ガウディはバルブ組じゃない若手の活躍を期待する!
でも国産ロケット打ち上げにスターダスト計画(星屑!)とか人工心臓プロジェクトにガウディ計画(いつまでも完成しない!)とか、どうしてこう不吉なネーミングばかりするんだろね、この作者はw
あとちょっと気になってたけど神谷弁護士って全然出てこないよな。公式のトップページにいるのに。何だったんだ?てっきりレギュラーだとばかり…
それと娘は今から慶應理工学部ってありなのか?そんなに勉強できたの?いやでもあの両親が研究者の子か…にしてはそこまでが平凡だったなあ?