そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

仮面ライダー×仮面ライダー ゴースト&ドライブ 超MOVIE大戦ジェネシス

http://www.movie-taisen.com
監督:金田治 脚本:林誠人

 
来週はなんかバタバタしてるし早く見たかったし舞台挨拶付きの初日がまだ残ってたんで行ってきました!丸の内と新宿は完売だったけど渋谷はゴーストチームしか来ないせいかまだ席あったのですよ。
風邪引いいててあんまものが考えられないので、以降ネタバレ自己責任で。なんかダラダラ書いちゃったけど>風邪のせい?
 
全体に話はかなりご都合で突っ込みどころ満載だけど、むしろタイムスリップありなのでこれくらいゆるい方がお子様とかその親にはいいのかもなー。
今までの半分ずつのMOVIE大戦と違って最初からゴースト・ドライブ一緒くたなストーリー。
ゴーストとドライブは夏映画でも部分的にとはいえ次ライダーゲスト以上の意味合いで共演してるし、何となくリアリティの基準が似てるのか微妙にハマるんで一緒くたでも大丈夫な感じ?一応時期的にもドライブの戦いが終わって3ヶ月後。たぶんゴーストの世界観は今のところ不可思議現象研究所って言うくらいだから世の中の人の目には見えないところで展開してる戦いだけど、警視庁には不可思議事件としてマークされてるってことでドライブからスムーズに移行出来てるってとこかな。それでアカリと御成(坊さん)がいつも事件現場にいるって、そりゃ不審だよねwww
ここんとこあんまりそういう大きな仕掛けって世界観的にハマらなかったけど、今回は上手いとこ見つけたなあ〜って気がする。
大天空寺での4人ライダー変身とか、まずない組み合わせなのでちょっとワクワクするし。
 
ストーリーはてんこ盛りだからなんとなく話全体が盛り上がってる気はするけど、実際突っ込みどころが多すぎてよく考えると話は微妙。つまらなくはないんだけど。楽しいは楽しいんだけど。
オレがすごく気になったのは、タイムスリップで10年前の自分に会ってるのにそれについて殆ど何の興味も情報もないタケルかなあ。
途中でアカリもタケルも当時のことを殆ど覚えてないって言ってたけど、だったら最初からそう言っといて欲しい気がする。これはこの映画でもなのと、マコト絡みの本編でもそうなんだけど。
だってどう考えても子供の頃に自分が出会ってるお兄ちゃんたちのことを覚えてないのはおかしいよね。しかもタケルはそんな記憶「絶対ない」って言ってたよ?そうすっとアカリがりんなさんの催眠術でシラクラ大聖堂(このネーミングw)に連れて行かれたことを思い出したり、最後にタケルの昔の日記が出てきたことはどういうことなのか。歴史の修正力?何か理由があって当時のタケルの記憶に鍵がかかってるならマコトが出てきた時点でいうべきだし、進ノ介にもそう伝えるべきかと。だって進ノ介からしたら当然タケルに子供のころの記憶があるって、普通は思うじゃん。
その辺もあって、子供タケルにたいしてまったく他人のように接する大人のタケルってのがものすごく不思議な感じなのよね。だってお父さんが死んだっていうすごい大事な日なんだよ?覚えてないほうがおかしいよね。しかも何事にも他人のせい、やる気のなかった子供タケルが「不思議なお兄ちゃんたち」によって命燃やすぜキャラになる大事なイベントなのにちょっとウヤムヤだし。

そしてドライブ、なぜか大天空寺に捨て置かれてる野良ベルト(まだ進ノ介のことを知らないのでしかも黒いバージョンてプロトと今の間くらい?)も不思議だけど、たぶんこの件でこれを10年前から知ってたのに言わなかっただけだろう秘密主義のベルト野郎のハイテンションな弾けっぷりがおかしすぎwwwwなんなのあの人(てかベルト)wwww>予告にもある「私が必要なことは10年前からわかっていたよ!」デスw
結局タケルと進ノ介が過去に行ったということだけのバタフライエフェクトによって、どういうタイムパラドックスが起こったのかはまったくわかんなかったけど、ロイミュードの出番があの程度で本編の思い出を壊さないのも良かった。マジで。まあ映画サービス的に彼らが一瞬復活したってだけで全然OK。
そして黒ハート様たちは進ノ介たちを知らない凶悪な性格なのに、チェイスは完全に剛のダチモードでサービスたっぷりなのはなんかほんと良かった…(´Д⊂) と思う。まったくその理由はわからないけどw でも剛とチェイスとマコトの2番手ライダートリオは良かった。
そのマコト兄ちゃんがすっかり仲間になってるってことは明日にもデレるってことかしら?(←まだデレなかった)
あとお父さん、龍さんがゴーストハンターってのはいいけど斧で戦う!何それwww 武器は斧かよ。武蔵の剣も持ってるのにあえて斧!というかその武器である斧で薪割りとかしてていいんだ?どんだけ日常の武器だよw(あとあの衣装もよく考えたらスゴいよな)
しかも龍さん、時空トンネルを作り出せる能力って何なんだ?すげええええ。(でもちょっと行って帰ってきたトッキュウジャーと被る)
そして10年前なのに未だに薪でお風呂沸かしてる大天空寺の設備とか、必要なのかどうなのか進ノ介とタケルと子タケルのお風呂シーン。つーか普通に大天空寺に泊まる進ノ介とタケルが(笑)(てかだからタケルってそこ自宅よね、まったくそういう素振り見えないけど)
それと10年前って気がついたならもっと早くお父さんの命日思い出そうぜ?その辺のことがなんかすごくモヤモヤするのよねえ。これはこの話のノリとして結構致命的な欠点な気がする。(あとどうでもいいけど龍さんを知ってる風な御成はいつから大天空寺にいたのか)
そこもなんだか不思議なんだけど、お父さんが死ぬことわかってるハズにしちゃ大人タケルの行動が解せないのよね。お父さんの死の秘密を知りたかったんじゃなかったっけ?それとも本当はそこで死ぬ予定じゃなかったのかなあ?映画脚本の時期にはまだゴーストって見切りもいいところなはずだけど、それにしてもはっきりしないというか、本編の展開を謎で引っ張るとこういうことになるのよね…というか。ライブ感で押し切る風でもないしなあ。どうなってんだ。
あとタイムカプセルネタは良かった。ついでに指輪を埋める進ノ介の気持ちを考えると… (´Д⊂ヽ
ただその10年後に届けられたタイムカプセルのミケランジェロラファエロの眼魂、ミケランジェロラファエロも知らなくて使えないマコト兄ちゃんたちってwwwいやだからそういう設定なの初めて知ったよ?偉人自体を知らないと眼魂が使えないって、初出じゃね?そりゃマコトの眼魂はノブナガとツタンカーメンなはずよね。そういうタイプにしか思い入れがないってことだよね(^_^;)
とまあ10年の大天空寺に飛ばされたのはいいけど、結局ダヴィンチゴーストは10年間何してたの?あいつら3個分の眼魂って数に入ってたの?
現在にダヴィンチゴーストがいるから10年前に倒せなかった→タケルと進ノ介が負けたんじゃ…っていうのもあんま意味なかったし。いろいろな仕掛けをどんどん使い捨ててる感じあり。

金田監督だからか全体にはかなり昭和テイストあるんだけど、竹中直人と鶴太郎の掛け合いは意味分からなくもお子さんたちやお母さんにもウケてたっぽい(笑)
モノマネの応酬というか坂上二郎さんの「飛びます飛びます」とかあっちの世界に死んだ偉大な人たちいるけどお前はまだくんなって、いろいろどう考えてもオーバー40向けのギャグだし、金田監督の趣味としか思えない!www マジで一番沸いてた気がするw
あと御成がおもったよりちゃんと活躍してた!光る錫杖!やっぱりゴーストハンターな住職の代理なだけはあるのか?
あとはもうちゃんと進ノ介と霧子が結婚してよかった良かったと。オレも一安心w
 

舞台挨拶:ゴーストチーム(西銘駿山本涼介大沢ひかる、柳喬之)

  • 舞台挨拶はやはり御成人気w
  • マコト兄ちゃんのスタイルが常人離れしすぎ。フィギュアか!でも身長同じくらいだけど頭は柳くんの方が小さかった!
  • 西名くんはかなり軽いお調子者っぽい。ひかるちゃんはおとなしかった気が。ふたりとも人見知りするタイプらしい。
  • ドライブの面々がいなくなって緊張してる。西銘くん、足がプルプル震えてるけど緊張はしてないです!って言い張ってたw
  • 映画の見どころをと言われて西銘くんはひとりだけ重加速やってないからみんなで再現しよう→試しにやらされてめちゃスベったw
  • 柳くんはあの重加速シーンはシステムが良くわからなくてとても悔いが残ってた→西銘くんが自分はやって大火傷だったからぜひやってと→御成の変顔、重加速再現www
  • 山本くんは素が出てくると放送禁止になるから(貴虎兄さん@久保田悠来っぽいのか?)まだあんまり喋らないようにしてる。←ちょっとウロ

とりあえずゴーストチームはみんな楽しそうだったのでよしですw