そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁

http://sherlock-sp.jp
監督:ダグラス・マッキノン 脚本:スティーヴン・モファット、マーク・ゲイティス 原作:アーサー・コナン・ドイル

 
実はシーズン3をまだ観てないのと元ネタ知らないんで若干わかりにくかったです。(元ネタの話はネタバレに後述)
そういや「SHERLOCK」ってブログで感想書いてない気はするけど、単に書きそびれたんでまあいいやと思って書いてないだけで、一応シーズン2までは見てます。字幕で見てるんで吹き替え版はちょっと違和感。
てことでシーズン3の続きみたいだけど、(現代の方の)ジョン嫁とかモリー復活のこととかが追いついてないです。(いやワトソンが結婚するのはガイ・リッチー版を見てるので知ってる)(同じくモリアーティの復活もどういうことかの意味はわかる)
シーズン3は録ってあるんでそのうち観るけど、それ抜きにしてもこの話わかりにくい(>_<) テレビならちょっと戻すが出来るのに…とか思った。いやそれ以前に話がわかりにくいよな。
そもそも映像的にも内容的にも良くも悪くもテレビスペシャルだった。なんでこれ劇場にかけたんだろう?wiki確認すると中国や他の国でも劇場には掛かってるっぽいけど、うーん…
シーズン最初のころやってたモーショングラフィックでの視覚化演出は単に時代遅れだから減らしたのかそれともネタと合わなかったのかわかんないけど、あれはそれなりわかりやすくて面白かったのにな。とにかく情報が消化しきれなかった(^_^;)
そしてまさかのパンフレットなし (>_<)
以下ネタバレ。
 
 
冒頭の映像特典、ベーカー街221Bの美術メイキングで言ってたこと、まず原作にこだわって作りこんだあの部屋をそのままヴィクトリアン風にアレンジしたってのは面白いなあと思ったけど、見終わって思った、それってこの話の構成自体への伏線というか布石だよね?だから冒頭につけたんだよねw
本編のあとにメイキングでインタビューもつけてるけど、冒頭の6分の特典、とても重要。だってそもそもヴィクトリアン時代の話ってシャーロックのマインド・パレス(精神の宮殿)の中での話だよね?(そういやそもそもこの「SHERLOCK」という作品にコナン・ドイルシャーロック・ホームズシリーズは存在するのかしらという疑問)
でもまあ今も100年前もあの部屋はそのままシャーロック・ホームズの部屋だってとこが一番面白いネタなのかも。あのラストはいいねw
ネタのことはwikiざっくり確認するに、基本的にこれが解りにくいのは劇中でワトソンが自作小説のことで言ってたように、ホームズの「語られざる事件」の話だからってことなのかなあ。それを現代のシーズン3以降の展開と絡めてるから解りにくいというか、そういうことでいいのかな。
語られてないのは未解決だったり小説にするほどのことでもない事件(あとホームズが関わってない事件)だからで、でもその事件自体現代のシャーロックたちとはリンクはしてないんだよね?劇中でシャーロックがそれを解くことも単に未解決の話として記憶にあったからという思考実験にすぎない気もするし。
その事件を解決してそれで何がわかるのかと言われても、これ自体がサービスみたいな話だから…というだけの話ってことで?だからTVスペシャルなのであって、映画ではないんだよな。内容自体が。(たぶん)
シャーロックの妄想のヴィクトリアン時代のホームズとワトソンコンビの話として楽しむにも話がわかりにくくて、一度目にジェットの中で起きたのもその後の展開考えるに妄想だろうからじゃあこれは何の話なんだと混乱。
あとヴィクトリアンのホームズの性格が意外とつかめなくて(たぶんオレが原作も読んでないから?)むしろ現代のシャーロックなら変人として理解できるのに…とやっぱり軽く混乱w
いやこれは本当に純粋にヴィクトリア時代シャーロック・ホームズを楽しむドラマでいいってことか(苦笑)
それにしてもシャーロックはいつの間にそこまで薬物依存になってたのか。亡命の話がなんとなくしかわからないのであれだけど、まあ早くシーズン3を見ろってことか。そうする。
 
パンフはなかったけどフィギュアは売ってた。3万8000円!
TOHOさんはざっくりとしたシャーロックの写真たっぷりシリーズ総集編なパンフでも作っとけば結構売れたんじゃないかと思うのになんで作んなかったのかしら。