そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

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臨床犯罪学者 火村英生の推理#7

http://www.ntv.co.jp/himura/
脚本:佐藤友治 演出:明石広人 原作:有栖川有栖
 
2週遅れだけどネタバレですよ。
オンタイムの実況時は避けてたのにその後ツイッターで思いもかけず犯人が分かってしまいゲンナリ。頼むから当日くらいは遠慮して欲しいですよ?「犯人はカブト」っていったらわかるじゃんよ?面白いつもりかよバカー! (>3<)
ってことでなかなか見る気になれませんでしたが、記憶が薄れたと思ったのにやっぱり思い出したし。あ、新聞のラテ欄には朱美が犯人?って書かれてたけどなw
とりあえずピアノ講師・夕雨子さん(上野なつひ)、家族親族ばかりの避暑旅行に図々しくも入り込んでその友人の純粋ピュアな六人部くんを色仕掛けで翻弄するって、ヒデー女だよ。死ねばいいのに(死んでる)
というか、朱美が夕雨子さんをいい人だと思ってるのがなんつーか。あんなおおっぴらに色仕掛けの駆け引きしてくるような人がいい人なわけないし、あの家で好感度が高いのも男性陣のスケベな下心ゆえとしか思えん。気がつけ。
えーと実際に息子がその気があったかたら家族ぐるみで応援するために夕雨子さんを別荘に呼んだってことなら、息子はそもそも友達(六人部)呼ぶなよーと思うが。
つーかこの状況でなぜ朱美が疑われるのかイマイチわかんなかった。動機としても状況としても筋が通らないような?
それはともかくとして、衝動的に殺意を抱くのはありだけど実際に殺人を犯す者は許せないという火村の心情を理解できないという推理小説かと刑事はどうなのか。いや普通にわかるでしょ。理解できるでしょ。それでも火村が変人なのはそうなんだろうけど。
前編であまりにも用意周到すぎるトリックで犯人を免れた六人部くんは続きものな時点で怪しかったけど、そこまで考えることが出来る人がなぜあんなバレバレのトリックで人を殺そうとし、しかもそうでありながら衝動的に撲殺してしまうのか、キャラとしてとても理解に苦しむ。オレが推理小説かが苦手なのがそこなんだけど。いや人を殺さなければいけないほどの感情を持つことが出来るかどうかって話だけど。それとも原作はもうちょっと描写があるんだろか。
どちらにしても「そんなことで」人を殺す六人部くんは心弱すぎる…って一瞬同情しそうになったけど、人を二人も殺しといてああいうトリックを仕掛けるってことはたぶんサイコパスだよ。そもそも火村に挑戦状をたたきつけなきゃそんなことにならなかったんでは?火村だって殺したいと思うこととそれを実行に移すことは全然違うって言ってるやん。
つまりこの事件、朱美が黄昏岬の事件について調べ始めたからその犯人の六人部くんが共犯依頼したおじさんを殺した…ってことで、逆に真夜中の放火と黄昏岬が明らかになってしまったってことかな。
というかどうして緒方刑事はこの事件を解決できなかったんだろう?死亡推定時刻はあくまでも「推定」なんだから、関係者に丁寧に聞き込みしたら被害者の人となりと関係者との関係で怪しいって分かりそうなものなんだけど。
どうでもいいけど吉本さん(平泉成)が絵を描く時のトラック、なんであんな崖ギリギリに止める?危ないと思うしそこまで車入れていいのかよ、トラックだぞ?普通ねーよ。というかトラックが停まってる崖の真下でのんびり読書とか考えられん。アホなのか。
というか崖の上から石を落とすって、外れたら確実に失敗するよね?なんでそれが成功すると思ったんだ?
謎解き演出は映像込みで面白い。ちょっとSHERLOCKみたいだけど演出込みでわかりやすくて面白いね。
Mr.脚立いらずちょっとカワイイw