そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

怪盗探偵山猫#10(終)

http://www.ntv.co.jp/yamaneko/
脚本:武藤将吾 演出:猪股隆一 原作:神永学
 
最後まで亀ちゃんの山猫は美しかったしカワイかった! (*´д`)=3 こんなにも亀梨がカワイイドラマは久しぶりで堪能したわー(オレはドラマに限っていえば皆さんが思ってるより亀梨は好きなのです)
ドラマの方も、冒頭でいきなりマジにメタな質問コーナーで笑った(笑)本当にやったよw いやー伊藤沙莉ちゃんのツッコミもよかったw
そしていきなり本編に。待ち時間かよ!
やはりというか里佳子さんと真央ちゃんは助かっててしかも赤松杏里も生きてた。ひと安心。
勝村も無事山猫に返り討ち?にあって、さくらちゃんの恋も敗れたよ。カワイソす (´Д⊂ヽ
最後のどんでん返しもそこそこ予想はついてた通り関本が黒幕だったわー…と思ったけど、関本が現時点での結城天明の片腕で当の結城は人工知能だった…って、マジかよwwwさすがにそこまでは予想できねー。人工知能のために遺産をつぎ込んだって言われても。それで今の日本を操ってるってことか?だとしたら思ったより組織デカくね?
つーかすごくオレ好みのトンデモ荒唐無稽なオチだった。これほどまでに「武士道」(読んだことないけど)が似合うドラマはないよ。すごくいい感じにインチキっぽい。でも確かに今の日本に武士道大事。コア大事。
関本が黒幕だと知って揺らぐ山猫が、今まで対峙した相手に突きつけてきた「お前のコアはなんだ?核だよ、核!お前の中で譲れないものは何なのかを聞いてんだ!」を突きつけられ更に動揺し、そして思い余って関本を…という緊迫の展開だけど、ちょっと待って、山猫がそこで自殺するか?どこまで本気なのかむしろ一瞬にして胡散臭くなったよ?…と思った途端に関本の死体ないし。山猫がパフォーマンスしてる間に死体消えたよ?
これ全部山猫と関本の芝居なんじゃね?的なことも思ったけどさ。あと山猫はやっぱり人を殺しちゃいけないと思うんだけどなあ。それも山猫のコアじゃないのかなあ。
なんやかんやで1年経って、里佳子さんはどうしたのかともかく真央ちゃんは罪を償い、ストレイキャットにやってきたらまさかのど音痴が。そこでニッコリ微笑んで終わり… 山猫もだけど関本のおっさんもいると信じたいよ?
結局犬井が調べた関本という人物の存在は何だったのかなあ。そこはっきりして欲しかったけど、ウヤムヤのままか?
カメレオン勝村はともかく山猫と関本がもしグルだったとしたら、あの光景を誰に見せたかったのか。真央ちゃん?まあ少なくとも警察に証言しなきゃいけないことを考えるとこの顛末で一芝居打つ意味はあると思うけどさ。
まあ真実を知った山猫の思いを晴らさせるために斬られたって言うならそれはそれでいいんだけど。それくらいには関本って山猫のことをかってた…よね?
というかよく考えたら結城天明がカメレオンに山猫を始末しろって指令を出してて、結城天明の側近で黒幕の関本は山猫側だった…ってどういうことだろう。AI結城天明と側近関本のやってることが噛み合ってないよね?関本ってそういう意味では筋通ってたと思うんだけど、気持ち的なものは別なのか。藤堂の時みたいに。
結城天明は山猫をただ単に金を稼ぐために飼ってたってこと?オレなんか見落としてる?それとも犬井が調べてた公安だったはずの関本の正体に関係してるのか。
でもこの国を変えるのではなく維持することが大事という結城天明の思想は間違ってはないと思う。今が平和ならそのシステムは維持するほうが難しいし関本がそれに共鳴するのはわからんでもない。その上で武士道で、山猫にはそうあれと理想を託していたのか。平和だからこそコアとか覚悟が必要だということを思い憂いていたのか?
山猫は自分自身の復讐のためというのはそうだろうけど、それをどれくらい納得できるかどうか。それはどこまでが芝居なのか…によるのかなあ。それともあのくだりの言ってる事自体はふたりとも本当に本気だったのか。
なんかいろいろウヤムヤだけど、山猫という幻のようなものを追いかけさせられてた警察というのも結構好みだったし、こういう終わり方はこれはこれで儚く美しいと思う。とにかく面白かった!
レコの容量不足で録画消してたんだけど録っときゃよかったなあと思いつつ、ソフトがあまりにも安いので(しかも限定値下げ価格になってるし)ポチりそうでしょうがないですw