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脚本：金子茂樹 演出：菅原伸太郎
アバンのあらすじも長かったけど、さらっと鮫島の出自と村沖・石神との関係も入れ込んできた！
潰れそうだった老舗旅館の一人息子、若き鮫島零治はホテル経営の勉強途中で戻ってきたってわりに仕事っぷりは的確だったり、不倫でもめて辞めさせられそうなところを拾ってもらったからってことを命を救ってもらった！くらいの勢いで恩義を感じてる村沖とか（石神はなぜついてきたんかな？）、まあ深くつっこまなくても人生そんなもんかもしれんよな。
そんな二人が鮫島社長のことを保護者のように見守り続けた8年間ってのもまた何か感慨深い。オレまったく関係ないいち視聴者だけど（そもそもドラマだよ！）なんだかすごく安心して見てられる気がする。というかオレもすでに鮫島の保護者な気がする（笑）
というかそもそもこないだからの展開、オレもおかしいと思ってたけどもともとは和田社長に対抗して婚約者を作ろうとしていた鮫島なのに、どうしてそのライバルである和田に教えを請うているのかな？しかも師匠扱いだし（笑）
何だかんだと頑張った、でも展開早すぎる、和田じゃないんだからもうちょっとゆっくり安全コースを狙えよ社長…と思わんでもないけど、その恋心中学生レベルの鮫島、美咲に告白できない不甲斐ない自分に疲れたって言われたら、諦めるの早いよ！早いよ社長としかｗｗｗ
いやマジでそもそも特に好意を持たれてもない相手へのアプローチとしては展開が早過ぎると思うんだけど、あの落ち込みようを見てるとちょっとこっちもしょんぼりするし。子供っぽさ全開にも関わらず本気で悲しんで落ち込んでると思わせる大野の演技はスバラシイね！告白に気を取られてないで仕事しろよーと言いたくなるけど、その笑いとシリアスの対比がちょっと上手い。
でもまあなんというか、村沖・石神といい和田といい、ひょっとしたらあの一見子供っぽくて大変扱いづらい鮫島零治という人は何かしら「この人を助けてあげなきゃ」と思わせるオーラを出しているのか？いやオレも社長には残念萌えは感じてるけど。最終的に宇梶のシェフが和田社長より鮫島を選ぶのは、なぜ？とは思ったけど今回のその経緯を見せられてるから妙に説得力。ただ普通にまずは社長自らシェフに挨拶しろよ−とは思ったけど。
でもまあたぶん鮫島社長は人たらしなんだなってことでｗ
