そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

HOPE〜期待ゼロの新入社員〜#8,9(終)

http://www.fujitv.co.jp/hope/index.html
脚本:徳永友一 演出:城宝秀則河野圭太 原作:ユン・テホ
 
安芸の髪の毛ってやっぱり面だったんだ!(笑)最後の最後であのみんなの目線の謎がすっきりしてよかったw しかし歩だけ気がついてなかったとはwww
結局江部のキックバックも鷹野専務のやり方も今までは慣習としてOKだったのにという話。
それで会社に貢献してきたのに今はクリーンなやり方じゃないとダメだから…って、わかってんじゃんよ。特に与一物産みたいな大きな会社がコンプライアンス遵守じゃないとどうなるって話だし、じゃあなんでそれでいいと思ってたのかってことだし。
その責めを織田課長だけに押し付けるって、織田課長もどうしてもそれでいいと思ってるのか。本当にこの手の商社のやり方ってわかんねー。
というか今回のことに限らず、そもそも鷹野専務がもう少し織田課長の待遇をよくしとけばこんなことにはならなかったんじゃなかろうか…と言いたくなるんですが。
もちろん個人的にキックバックを受けてた江部さんはアウトだけどさ。会社が儲けるならともかく個人の利益でしかないし、あれがアウトじゃなくて何なのさ。
というかこれ、江部と鷹野専務が使ってたエージェント会社ってペーパーカンパニーってことでしか、会社ぐるみなら裏ガネ問題だし個人でやってたら横領ではないけどやっぱりかなり大問題な社会的事件だよね?鷹野専務はよく左遷くらいで済んだなあ?再起とか普通は無理でしょ。むしろ織田課長でなく鷹野専務が辞めるレベルの話じゃね?納得いかん。
もちろん今の時代はクリーンでなければいけないっていうのは当然だけどさ。その辺、若干そういうモーレツ世代への擁護が入ってるのは良し悪しな。程度問題かと。
あとそれに文句を言ってくる取引先が中国企業だっていうのがちょっと笑っちゃうというか、むしろキックバックマンセーだろう中国企業(暴言)

その辺でスッキリはするけど納得いかない部分もあるけど、ドラマとしては切明や香月も上手くいってるし(寺崎課長もギャフンと言わせたし)、人見…というより鳴海先輩がザマアな感じだったんでちょっとスッキリw
ただ結局歩を正社員にという話が駄目だったっていうのはやっぱり納得できないなあ。
これだけ実績があっても正社員になれないって本当にわからない。実績あるのにだよ?
そういや専務は出てくるけど社長とか出てこないよね。社長はどういう意見なのか。あと人見が書き込んだ社内掲示板の結果もちょっと気になる。関係ない部署の人にとっては高卒の契約社員が正社員になれなくても当たり前じゃんってことでしかないのかなあ。切ないなあ。
ただ最後まで営業2課の小早川課長が良い人で織田課長と仲良しだったのはなんか救われたわw
そしてやはりというか織田課長が起業してたのはいいけど、あれじゃまぁ歩も断るに断れんだろ。
しかし起業はいいけど、今までは与一物産という後ろ盾があったから仕事できてたんじゃないのかなあ…と厳しいことを言ってみる。
でもとりあえず正社員には違いないからよかったのかな?会社が大きくなれば最終的には問題ないし。
ドラマが〜じゃなく与一物産の会社の仕組みにモヤモヤすることはあったけど、話自体は気持ちよく終わってよかった。キャラはみんな良かったなあ。何気にキャラ立て上手かった。徳永さんの脚本は手堅いね。