そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

ブランケット・キャッツ#1

http://www.nhk.or.jp/drama10/blanketcats/
脚本:江頭美智留 演出:大谷太郎 原作:重松清
 
西島秀俊(無愛想な家具職人)と猫ってことで、いま最強の組み合わせじゃないかと思って見てたんだけどあまりにつまらなすぎて次回からのモチベーションが保てません。
てかこれ重松作品だったんだー( ´Д`)
別に重松作品そこまでつまらないと思ってるわけじゃないんだけど(小説は読んだことないけど)映像化されると大抵家族の話で泣かせにかかるから好きじゃないんだよなー。オレの中では浅田次郎と同じ箱に入ってるんだけど、浅田作品は男の生きざまで泣かせにくるけど重松は安っぽい家族の話で泣かせにくるから嘘くさくて見てらんねえって違い?
しかも脚本が江頭美智留、相乗効果でつまんなさ2倍増し。
そもそもいろいろ突っ込みたいけど、そういうとこにツッコむのは野暮なんだろな。
今回の彼女、両親が結婚するものだと思ってた婚約者と遠距離になったからといってフェードアウト、しかもそのことについて双方話し合い無しで相手の出方待ちとか、両親に相談もせず婚約者の代役を立てるとか彼女自身に問題ありだとしか思えねえ。あの二人そんなんで結婚して大丈夫か?猫も身代わり、婚約者も身代わりっていうことに疑問を持たないあの彼女の生き方を問いただしたいよ。
しかもそれを認知症のおばあちゃんが「わかってる」として、ひとつ前に進めた…って、イイ話なの?
あと今回主役猫だったペコだっけ、お嫁入りって言うからにはメスって設定だと思うんだけどどう見てもタマタマが。そういうのがとても雑。設定としてメスじゃなきゃダメだったの?あと奥さんが死んでから2年経ってるって言ってたように思うけどあの猫かなり若い(1歳令くらい)気がするんだけど、演出としてどうよ。
あ、演出の人NHKじゃなかったような…と思ったら元日テレの人なのか。しかしオレ的には微妙。
まあ結論からいうとそもそも最初から身代わり猫ってどうよ?って話で、おばあちゃんのために身代わり猫を用意するのはともかく、オレは死んだ猫と似た猫を飼うっていうのは絶対良くないと思うんだ。しかも名前も同じにするって、気持ちとしてないだろよ。ゲストヒロインが中高生ならまだしも社会人なのにそんなこともわかってないって、そこからして動物飼いじゃないと思うし、なんか心無い話だなあ。
まあもうちょっと西島×猫、というか毎回冒頭あたりの男と猫の暮らしを見つめるだけにしといたほうがいいような気はする。面白い話があれば儲けものか。トライアル先で家族と猫の様子を壁の外から覗いてるどう見ても不審者な西島さんは大変マヌケでカワイかったので良しですw