そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

ハロー張りネズミ#1

http://www.tbs.co.jp/hello-harinezumi/
脚本・演出:大根仁 原作:弘兼憲史
 
原作のタイトルは知ってるけど読もうと思ったこともないしそもそも弘兼好きじゃないので完全スルーだったんだけど一応大根仁が監督なのでと思って見たけどやっぱり無理そうです。
いくら瑛太が出ててもどうもこのドラマのキャストが全然好みじゃないし雰囲気が好きじゃない。個々の俳優さんたちはそこまでじゃないんだけどまとまったときのこの何とも言えない80年代臭(80年代で間違ってないよね?)がダメっぽい。開始5分のカラオケ辺りでリタイヤ確定。
その上この話、ほんとに何の捻りもなくただの人情話なの?大根監督で韓哲Pなのでもうちょっと笑いとかコメディ分があると思ったんだけど、まさか本当に捻りなくイイ話(しかも泣くほどでもない)だとは…
あとどうしても瑛太の五郎と森田剛の久作で裏のない人情味溢れたいい人って言われてもすごい違和感なのが。
今回の話にしても、これっていい話なのかなあ?一応五郎の納得いかない感に対してかほるさんのツッコミとフォローはあったけどそういうことじゃないんだよ。
あとなんでこの川田さんに伊藤淳史を持ってきたんだろう?最初から奥さんと娘の死をまったく悲しんでないように見えるからずっと何か裏があるんじゃないかと思ってたし、結局奥さんが亡くなっちゃってもあまりに前向きな雰囲気すぎて共感できなくて(それは伊藤くんの演技力とか関係ない見た目から受ける印象含めて)、話とマッチしてなくて逆に辛い。何というか、例えば長谷川朝晴みたいな役者さんだと全然違ったと思うんだけどさ。伊藤くんのメジャーな主役然とした雰囲気からしたらこのやう自体が何をどうしても違和感しかないよ。(何度も言うけど伊藤くんが悪いんじゃないと思う)
まあ深キョンもまだ出てきたばっかだし、メインキャラの半分も出てきてないからもうあと1話くらいは見るけど、このままリタイヤでもやむなし。
てか今やるならもう少し現代的にすればいいのになあと思ったけど、孤児の遥ちゃんをつける五郎・久作の二人はあまりにも不審者すぎるし、いま養子縁組って片親で出来たっけ?娘に似てる問題はこの際一人の孤児が助かったってことで目をつむるけど、猫だって死んだ猫に似た子は迎えないほうがいいとオレは思うけどなあ。
そういう意味では根本的なお話にまったく納得いかない上にいい話にも感じないや。ツラい。