そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

ボク、運命の人です。#4〜10(終)

http://www.ntv.co.jp/boku-unmei/
脚本:金子茂樹 演出:佐久間紀佳猪股隆一、小室直子、高橋朋広
 
長らく溜めっぱなしだったのをちょっとずつ消化してたけど、やっと見終わった!最後はイッキ見!
いやー面白かった、オレ好みのコメディだった。おまけに今までフジのドラマでの微妙さ加減で山Pのこと好きじゃなかったんだけどそんな気持ちも吹き飛びました。実に清々しい。山Pの神、サイコーですねw
野ブタ再びなところもありつつ、修二と彰ではなく今回は亀と山Pなことといい二人でイチャツイてる風(そういうことなわけではないけど)なところも生温かく見守っていられるとこもいいw
まあ亀梨は割りと好きな方なんだけど、むしろ今回のドラマで一番グッジョブだったのは満島弟だよ!あのキャラサイコーだね(笑)特にあのジムトレーニングからのなんでもソツなくこなす万能選手っぷりと人当たりの良さと裏表のないイイ奴っぷりサイコー。無事に四谷さんとくっついてよかったw というかむしろ誠は定岡がいなきゃ相当分が悪かったよな?何もしなくてもハルことくっついた…とはとても思えない。
そして会社の同僚の関原さんも葛城も部長も変人の部類なので、真っ当な常識人で真面目に仕事ができる誠とごく普通の傷ついた乙女、晴子さんがあの異常な運命上等な状況の中で普通にくっついたのが不思議なくらい。田辺誠一の部長の天然ボケっぷりなところがとても良いし、普通この手のポジションだとイラッとキャラになるはずの関原と葛城も絶妙に頼れる感じ&予定調和にウザくていい。菜々緒阿佐ヶ谷姉妹の姉の方もグッジョブ!みんなハッピーに終わったのはよかった。すべては運命の奇跡だよ!w
脚本レベルで伏線引っ張って回収してそれをがっちり支える演出のテンポ良さと会話のノリ、登場人物のキャラクターは「世界一難しい恋」のときよりも完璧に立っててハイテンションで回りつつ意外性もあるし、やりすぎなせいでガチャガチャしてるところもあるんだけど、全体には構成がしっかりしてるせいか安定感があったというか。
いや神の正体は予想通りだったんだけど、それを名付けでバラしてくるとこや記憶は消すけど誠の分だけとか、でも定岡には別れの挨拶にくるとか、神大活躍すぎ。それでも風呂のメッセージにはちょっと泣けたよ。一体何がどうしてそんな天才(発明家?)に育ってしまったのか。というか未来ってどうなってたんだ?
とにかく楽しめたのでOKです。あのわかりやすく伏線引いてちゃんと回収していく構成力とキャラと設定の噛み合い方が神がかってた。マジ楽しめたし面白かった。本当に金子さん、なんでフジテレビ時代はあんなクソみたいな女子ウケドラマばっかやってたの?
あのさらっとした終わり方もあっさりすぎて拍子抜けしたけど好みかも。ちょっと映画っぽいロマンチックさがあるな。