そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

過保護のカホコ#10(終)

http://www.ntv.co.jp/kahogo-kahoko/
脚本:遊川和彦 演出:南雲聖一
 
先週のオープニングコスプレはサナギだと思ったんだけど、そこから羽化したものはお姫様なの?花嫁ではなくプリンセスが上がりなのかw
まあ確かに最初から王国のプリンセスとはいってたけど、結婚して独り立ちしたならプリンセスじゃなくてクイーンだろうというツッコミは野暮なのか。まあいいや、ファンタジーだしな。
ばあばが死んだこんな時こそ結婚を…とはいっても、あまりにも展開早くておっつかねえ。ママも反対するならそこに突っ込めって気がするけど、お葬式も一通り終わってるって考えると劇中的には結構時間経ってるのかな?まあいいや、遊川さんのファンタジードラマだしw
いつの間にかスルッとあの大家族主義の和の中に入ってるハジメくん心底すげえ。とてつもないコミュ強。あんな性格なのに大家族が平気なのかよ。
むしろ養護院出身なこと考えると処世術を越えた何かを感じる。口は捻くれてるけど素直に真っ直ぐ育って本当に良かったねえ…(おばちゃんかよ)
正直言えば最後まですったもんだしてもキレイに大団円、むしろ大団円に至るためのアクセントとしての大騒動や対立は予定調和になるのがわかってるので案外あっさりとハッピーエンドだなあという印象。悪いということはまったくないけど、全体にファンタジー感がいや増した感じとでも言うか、そういう意味ではちょっときれいにまとまりすぎて物足りない気はするかも。まあいいけど。
その中ではカホコが言いたいことを上手く言えなくてハジメに無茶振りしたり、しかもドヤっていう言い方にツッコミ入れたり(ホント今そこでかよw)、離婚しちゃった環と衛が同じ青い服着てるからペアルックだとか(片方は警官の夏服だよ!)、笑顔でハジメを脅す正高パパとか(予想してた妄想現実化はどうでも良かったネタだったんだな…)、最後まで楽しかった。
カホコの変顔はもはや高畑充希が試されてる状態w 脚本からのお題をだされてどこまで再現できるか…的な?
ていうか、(観てるこっちが)あっけにとられたまま結婚式が決まってあっという間に当日になって、イトちゃんの問題もカホコの就職問題もママの反対もなんとなく解決し独り立ちはじいじの家に、そしてカホコ(カホゴ?)ハウスは上手いこと運営されてるしでまるっとめでたしめでたし。
ギリギリまで、あそこで指輪を追いかけてた泉さんが池に落ちるんじゃないかとヒヤヒヤしてたけど、そんなひどい話にならなくて心底ホッとしたw
あと泉さんと正高の離婚問題はどうなったんだ?というかなぜそこで離婚言い出したんだ、泉さん?謎。
んで新たなる王国のプリンセスになったカホコは気がついたらママとそっくりな言動を…って、そりゃそうだよね、それしかサンプルがないんだから(笑)ハジメくんは大変だw(最後何気に玄関の家族の似顔絵にハジメくん追加)ハジメくんは大学卒業したのか?アーティストというより今やってることは単に似顔絵描きだぞ、大丈夫か?
家族が崩壊してるところから始まらない家族再編成のお話はとてもファンタジーではあるけど、遊川さんのドラマなのに安心して見られたし、とても楽しかった!毎回こんなじゃなくてもいいけど、やっぱり登場人物が理不尽に酷い目に遭う話は見てて後味悪いのでこれでちょうどいいです。あまりのスムーズな大団円っぷりに、これはもしかして途中で意識不明の植物状態になったカホコが見てる夢なんだろうか…と思っありもしましたが、そんなオチじゃなくて本当に良かったですw
あーこれで高畑充希竹内涼真がくっつく…なんてことないかなあ。ないかw
カホコのちょっとヘンテコなワンピースコーデも毎回可愛かったし、ハジメくんの黒Tと黒太パンツにスポサンコーデも似合いすぎててカッコよかった。つか高畑充希がカワイイのはともかく竹内涼真が無敵に爽やかワイルドすぎるだろ。むしろ爽やかワイルド系としてブームになって欲しい!