そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

わろてんか 第4週

脚本:吉田智子
https://www.nhk.or.jp/warotenka/(公式にネタバレあり)
 

月・火曜日。

感想はもうええやろと思ってたけど、大阪編になって気がついたことがあったので。それは…着物や!
最近着物にハマってるので特に目が行ってたんだけど、京都の藤岡屋(大店)のおかみさん(鈴木保奈美)は毎回京都らしい明るいはんなりした色使いの上品な着物にきれいな色の刺繍半襟、帯もうるさくない柄物で引き締めてて、子供らもみんな原色の振り袖みたいな派手な着物と刺繍半襟といういかにもお金持ちな風情だったのに、大阪船場の米問屋北村屋(大店)のごりょんさん(鈴木京香)はいかにも質素な縞の綿だか紬だか、しかも荷締めたような地味な色合いに城の半襟(織りはあるみたいだけど)、許嫁の楓さん(岡本玲)も若い娘にあるまじき地味色の緋絣とか、まったく目の保養にならなくて… いやまあこんだけ家風がでてるのもすごいコダワリだなあとw(しかも両家のおかみさんが両方「鈴木」なのは一体w)
藤岡屋は女中もそこそこ小綺麗な格好してたけど北村屋はツギハギだらけだし。しかし女中たちがみんな色の付いた半襟を付けてるのは京都編では女囚も小奇麗だったせいでオシャレで可愛いなあと思ってたんだけど、もしかして襟汚れを目立たせないためなのかしらね。藤岡屋の真っ白な刺繍半襟見てて、あ、むしろ白いほうがお金持ちなのかって思ったり。
あと着物といえば、藤吉の肩に接がれてるいかにも銘仙っぽい柄も気になってしようがなかったんだけど、あの時代にああいう柄はあったのかしらと(どうでもいい)
目には京都編が恋しい今週ですよ。いやしかし鈴木京香は縞の着物が似合いすぎると思うけどw

水曜日。

昨日の放送で藤吉郎が米の買い付け教えてくれって言ってた時に薄々感じてたけど、なんで商い素人を一人で買い付けに行かせるー?アホちゃうか…。
しかもそれを逆手に取って嫁対決って、まあたぶんそういう薄っすら先読みが出来る展開ってのがザ・安心感なんだろうなーと思いつつ、あまりにあっさりと主人公補正でてんの目論見が当たったことで余計に藤吉郎の引け目がいや増すのは予想通りだったのかどうかw
それにしてもてんにそういう商才があるなんてこと、ここまでの3週でまったくそんな片鱗もなかったけどそれはそれで。

金曜日。

今日の鈴木(保奈美)×鈴木(京香)対決はシビレたわー。見ごたえあった!

土曜日。

さすがに今の時代にヒロインに対する嫌がらせやイケズで視聴率が稼げると思わないなあーとちょっとやな気分になったけど(面白いかどうかじゃなく安易だから)、喪服の件は出戻りのお義姉さんの仕業だったし楓さんはてんに対する嫉妬だったとあっさり認めて身を引いたのでまあとにかく万々歳?
その代わりお義姉さんのお陰で藤岡屋の懐具合が気になったまま次週へ。次週の感想は気の向くままに。