そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

孤狼の血(未)

http://www.korou.jp/
監督:白石和彌 脚本:池上純哉 原作:柚月裕子
 

広島の架空都市・呉原を舞台に描き、「警察小説×『仁義なき戦い』」と評された柚月裕子の同名小説を役所広司松坂桃李江口洋介らの出演で映画化。「凶悪」「日本で一番悪い奴ら」の白石和彌監督がメガホンをとった。
昭和63年、暴力団対策法成立直前の広島・呉原で地場の暴力団・尾谷組と新たに進出してきた広島の巨大組織・五十子会系の加古村組の抗争がくすぶり始める中、加古村組関連の金融会社社員が失踪する。所轄署に配属となった新人刑事・日岡秀一は、暴力団との癒着を噂されるベテラン刑事・大上章吾とともに事件の捜査にあたるが、この失踪事件を契機に尾谷組と加古村組の抗争が激化していく。
ベテランのマル暴刑事・大上役を役所、日岡刑事役を松坂、尾谷組の若頭役を江口が演じるほか、真木よう子中村獅童ピエール瀧竹野内豊石橋蓮司ら豪華キャスト陣が脇を固める。(「映画.com」より)

 
とりあえずツイッターを転載。
 
孤狼の血仁義なき戦い+警察の昭和最後的なドロドロ抗争だけど、思ったよりきれいに展開してて面白かった!さすが東映、本気出したらまったくVシネなのに昭和のにおいを感じさせない平成30年のスタイリッシュバイオレンス映画になっててスゴい。
若い新米刑事とベテラン刑事のバディ物としても結構胸アツ映画でした。
R15だけど相当アレなんで(グロというかバイオレンスときうか死体というか)苦手な人は気を付けた方がってくらい。むしろエロがないのは清々しいな!

役所広司が最高にカッコいいけど松坂桃李はやれば出来る子なのをやっと実感。あとちょっとしかでないけど江口洋介竹野内豊がそれぞれの組で対照的なヤクザ役で、ちょうどその頃トレンディドラマで人気出始めた人たちがこういう形で共演してるのがなんだか感慨深い。

あと真木よう子は極妻ではないけどそんな感じのクラブのママで、ちょっと色気が足りないんでもう少しふっくらしてほしいと思ったくらい。
役どころがみんなハマってて、古くて新しい仁義なき戦いだった。

あとやっと邦画でも自然に見えるライティングが普通になってきたのかちゃんと普通にきれいに撮ってて意味なくコントラスト高めにしたりもないし、変な古臭さがなくなってきたのは良かった。
パンフもカッコいいなあ。表紙はあのライターを持ってる役所広司で裏は同じライターを持つ松坂桃李の手。タイトルの意味を考えると…というとこがシブい。

しかし真木よう子半襟は観てるときも気になったんだけど、当時の広島のクラブのママ的にいいのか?そういうもんなの?