そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

仮面ライダービルド#40「終末のレボリューション」

テレ朝 http://www.tv-asahi.co.jp/build/ 東映 http://www.toei.co.jp/tv/build/
脚本:武藤将吾 監督:諸田敏
『すべてオーダーメイドだ。羨ましいのか?』
 
アバンで語彙力が少ない絶賛と言われた「マジ強え」「マジ最強」をそのまま本編で使ってしまう単細胞の万丈よ…いいのかそれでw
いやそれって逆説的に万丈が「絶賛してる」と言いたいのか戦兎は。しかしジーニアスフォーム、マジ強くてマジ最強です。(語彙力少ないブログ)
それはともかく、ガス注入で危険領域→消滅かと心配してたカズミンは無事に乗り切ってくれてホッとした!自分とこの農場と仲間を守りたかっただけなのに、いつの間に宇宙レベルの戦いに巻き込まれるとは、そりゃ確かに思わんわなあ。
まあ劇場版の予告にもちゃんと夏服着て出てたから死なないとは思ってたけど、本当に良かった。戦う目的がなくなって高濃度のガスで危険領域に踏み込んだけど、諦めたらそこで試合終了ですよ!てか諦めなくてよかった!
万丈が貸してくれたドラゴンボトルと戦兎の「誰かを守るために、すべてを投げ打つ覚悟がある!」という戯言に毒され、新たに「愛と平和のために!」で戦うカズミン、カッケー!
戦兎に、危なくなったらお願いする、と言えるカズミン素敵だ!
ただ今週はこんなにもカズミンも戦兎もとてもカッコイイのに、いろんなことは幻徳が持っていったよ!
そし幻徳のことを「幻さん」って!いやチョット待ってくださいよ、今までどおり「幻徳」でいいじゃんよ?そういや葛城巧のときは「氷室さん」って呼んでたんだっけ?
つか幻徳ってか水上剣星さんすごく年上に見えるけど武田くんと2つしか違わねーぞ?と思って確認したけど幻徳って35歳設定か。カズミンは29歳、まだ20代だからやっぱ幻徳はさん付けになるのかな、そりゃ仕方ねえw
あと葛城巧は10年前が高校生だから今たぶん27,8歳ってとこか。(木山さんは30歳みたい)ああ、だからカズミンのことは「一海」って呼び捨てなのね。戦兎の見た目は23歳の犬飼くんだけど中身は葛城巧だから28歳くらいってこと考えると。なるほど納得。(それはそれでいろいろ多方面に萌え)
てか「今までは敵だから呼び捨てにしてたけど、これからはさすがにあれかな…」って言い方wwそこフォローするのか>脚本
とゆーかー!
まさか幻徳の私服、ええええ〜?(いつもの悲鳴)
それが東映公式イチオシの幻徳のし・ふ・く・!?ランウェイはさすがに演出だろと、いくら諸田監督回にしてもギャグがすぎるぜ…!!と思ったらまさかの幻徳コレクション2回目!(悲鳴)しかも逆ギレwww
えっと、半分、いや7割方は諸田監督立ちスタッフのお遊びだと思って見てたけど、幻コレ2回めのピンクづくしともなるともしかして本気の本気なのではという疑惑が…あの私服でnacitaにいられてもとても困る。オレもまともな会話ができる気がしねえwww
なのに本人そのクソだせえ私服センスに気がついてないどころか動じてない!その強い心と信念が国を守るという使命感に現れているのか…ピュア、あまりにもピュアだよ、幻徳…(泰山パパはどうしてこんな息子に育ててしまったのか)
いやでも確か変身講座も相当アレだった気がするし、プライベートではかなりアレなのか?1話目で紗羽さんに言った隣のホテルで朝まで語り明かそう的な誘い文句ももしかしてマジなのか?(悲鳴)
とりあえず映画では黒ライダースだったから、そこまでに何かものすごい指導が入ったと考える。ピンクとハイヒールとエクステはやめろwww
 
んで桐生戦兎と融合した葛城巧の人格は別人格としてまだ中にいるっぽいけど、あれは一体どういう状態なのかちょっと考えてみる。
オレは今のこの「桐生戦兎」という人格は、スターク=エボルトの今までの描写を見るに洗脳はできないようなので、あくまでも記憶を消去したように見せかける、つまり物理的に脳細胞を破壊したわけでなく自分の脳内記憶にアクセスできないよう暗示をかけてる状態じゃないかと思うんだよ。
だから桐生戦兎という人格は、葛城巧が過去の記憶と切り離された状態ゆえに元々持ってた常識や思い込みがなくなったせいで、本来の科学は人を幸せにするものだという思いが「人を助ける正義のヒーロー」という形になって出てきたものじゃないかと思うのだ。
それがシンプルでストレートだから単純バカの万丈にも響くし、国を守りたいという信念を持つ幻徳にも、仲間思いのカズミンにも届いたってことじゃないか…と思うんだけど。
なので今の状態、スカイウォールの惨劇から10年分の記憶が抜けてるけど葛城巧本人だという自覚はある状態は、擬似的二重人格なのかなあと。
脳内の葛城巧と会話してるのは単に自問自答してるんだと思うけど、もちろん記憶の拠り所が違うからそれぞれの人格という認識があると。人格(記憶)の書き換えじゃないのは、記憶操作や洗脳ができないからそう思うんだけど。
まあタイミング的にはエボルトが最初に葛城巧を佐藤太郎にしたときに過去10年の記憶を消したんだとは思うけど。だからその後、高校生時代の葛城巧の人格の上に科学知識と自画自賛のナルシスト気質だけが残って、マスターの誘導により仮面ライダーとして戦う正義感=戦うことの大義名分が刷り込まれ(目的はハザードレベルを上げること)、今の「桐生戦兎」になった(ビルドされた)ってことかなと。
てか高校の時までの記憶は思い出したってことは確実に戦兎は葛城巧本人だと認識してるわけで、それで今の戦兎の状態に違和感なく馴染んでるってことは高校まではあんな性格だったってことだよね?むしろ悪魔の科学者と言われてた東都の研究者時代に性格がネジ曲がったという可能性は?なんかありがちな気もしてきたよ。だって高校生の時の葛城巧なんて、今の所誰もしらないんだもん。優しいちょっと面白な兄ちゃんだったんじゃね?あと実家が旧家で大きそうなので、意外と子供の頃は空手とかやってたとかありそうな。(だから戦闘センスがあるとか)
てことを考えると、葛城巧の実家で父親の遺品を探す戦兎に無駄だと言ったり、ビジュアル的に彼が庭にいる風だったのは、戦兎の脳内(=意思)の外側にいる(ややこしい)ってことかなと思うんだけどさ。
というか葛城親子はいつ北都から東都のマンションに移ったんだっけ、劇中で言われてたっけ?近所の子供らが巧のことは知ってるから高校生くらいまではあそこにいたんだと思ったけど。そしてスカイウォールの惨劇があって半年後にお父さん自殺だから遺品は実家にあり、そのあと巧の進学か東都で研究するために親子ともども東都のマンションに…ってことでいいのかしら?
 
さて高濃度のネビュラガスも中和できるジーニアスフルボトルもすごいけど、それがちゃんと戦兎の計算でってとこに説得力。ブラックボックスな便利グッズじゃないとこがいい。ちゃんと最後まで天才物理学者設定はキープ中。
あと葛城巧は実家の葛城パパの遺品を調べてもなにもないって言ったけど、葛城巧は木根礼香の写真を見ても誰かわからないはずだよな?てことはやっぱり戦兎が遺品を調べるからこそ意味があるわけで、しかも10年近く前に自殺したと聞かされてた父親の遺品に最近撮ったらしい木根さんの写真が入ってるのは誰が入れたのかと考えると、パパ本人が戦兎がそれを見つけることを見越して遺品に写真を入れていたって事にならんかな?
 
さてさて多治見首相の魏涼子さんはオールアップかー。多治見首相、みんなのためにこの国を…と言われても、これまでのこと覚えてるってきっついよなあ。今度の多治見首相も気になる。けど映画で新しい首相たちが出てるからここでオールアップか。おつかれ様でした!

 
予告。
え、志水って誰だっけ?と思ったら1話目でスマッシュになってたパンク兄ちゃん?え、ここに来て1話目からの布石かよ?