そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

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探偵が早すぎる#6

http://www.ytv.co.jp/tantei/
監督:本田隆一 脚本:宇田学 原作:井上真偽
 
周回遅れもいいとこなのでサクッと済ませるけど、かなりアクロバット的なトリック返し!そこまで読み切れるものなのか、千曲川。天才か。
一華と橋田さんが入れ替わるってのはともかく、登頂を予測して「バスで」と言いながら新幹線のチケットを渡す機転の利かせ方。しかも本命のトリック返しは誘拐されるはずだった千曲川がそれを予測して自ら誘拐された風を装い敵を欺くというトリック返し。それありなのか!?
でも今回大問題なのは(会えて大問題というけど)そのトリック返しよりも大陀羅一族が雇った殺し屋が城之内くんだったというまさかの展開。
いやさ、ありえねえだろってのは、彼がもともと怪しかったのならともかく(実際だいぶ怪しいとは思ってたけど)、大陀羅一族に依頼され妹の学費のために仲良くしてる友達を殺そうとする普通の大学生のはずの彼のそのメンタリティと、この一見コメディのようなストーリー展開に見せといて実際は結構エグさなとこだよ。
もともと暗殺しようとしてるし、殺し屋や暗殺者の仕事を大陀羅一族の力で裏で手を回したとしても殺人は殺人だし罪は罪だぞ?一体いくら積んだらやってもいいと思えるのか。そこはまったくもってファンタジーというにもあり得なさすぎてボンヤリ。
その上での意識不明の重体にしても自業自得だとしか…コメディちっくに見せかけながら相当のブラック展開。
一体彼は大陀羅一族にいくら慰謝料もらえるのか…いやまあ自業自得だけど…ううむ…
でも今回はなんとなくライトコメディに見えるのが不思議。前回よりは普通にコメディに見える不思議。