そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

ヴェノム

http://www.venom-movie.jp/
監督:ルーベン・フライシャー 脚本:ジェフ・ピンクナー、スコット・ローゼンバーグ、ケリー・マーセル

スパイダーマンの宿敵として知られるマーベルコミックの人気キャラクター「ヴェノム」を、「マッドマックス 怒りのデス・ロード」「ダンケルク」のトム・ハーディ主演で映画化。
サム・ライミ監督作「スパイダーマン3」にも敵として登場したヴェノムを、「ゾンビランド」「L.A. ギャング ストーリー」のルーベン・フライシャー監督のメガホンで、新たなダークヒーローとして描く。
「誰もが望む、歴史的偉業」を発見したというライフ財団が、ひそかに人体実験を行い、死者を出しているという噂をかぎつけたジャーナリストのエディ・ブロック。正義感に突き動かされ取材を進めるエディだったが、その過程で人体実験の被験者と接触し、そこで意思をもった地球外生命体「シンビオート」に寄生されてしまう。エディはシンビオートが語りかける声が聞こえるようになり、次第に体にも恐るべき変化が現れはじめる。(「映画.com」より)

 
これ、ハリウッド版寄生獣で黒いピョン吉だったー。原作こんなテイストだっけ?
普通にやれば結構ホラー味の強いSFサスペンスなんだろうけど最初から寄生が若干ネタ扱いだし、わりと展開ベタだし、ユーモアがコメディ扱いなのかそうでないのか今ひとつ中途半端で、はっきり言ってポスタービジュアルと印象が合ってねえぞ?それともそれ自体がギャグのつもり?
この監督ゾンビランドの人なのね。もうちょいはじければ…と思わんでもないけど、マーベル映画としては意外と普通。スパイダーマン(ホムカミ)とかデッドプールとか考えてももうちょい脚本とか構成の密度上げれそう。

なのでトム・ハーディはいいんだけどちょい惜しいというか残念。トムハ以外はメジャーな役者さんも少ないし、マーベル映画にしては地味な印象かなあ。
エディにしたって「正義のジャーナリスト」は言い過ぎじゃね?やろうとしてることは社会正義のためだけど方法が良くない上に彼女を巻き込んだやり方にしてもルール違反だから、共感はできるけど見え方として全然肩入れできないし。
ていうか設定としてライフ財団のブレイクの背景もよくわからないし、ストーリーもなんでロケット飛ばしてシンビオートとファーストコンタクトしちゃったのか、なぜ彼らを利用できると思ったのか曖昧。
ヴェノムが仲間を裏切る理由がはみ出しもの同士でエディのことを気に入ったからってのは理由になってそうで全然理由になってないんだよなあ。
それで特に引っかかりがあるわけでもない、完全導入だけで起承転結なのでそれ以上がないというか面白ポイントはあるのにそれがストーリー展開にうまく生かされてないというか。
これ映画でやるより、ヴェノムが犬に寄生して大混乱…とか、アンの今彼の医者さん、ダンとエディとヴェノムの微妙にズレてる掛け合いを連ドラで毎回やれば面白いコメディなのになーと思ったし。
面白いと思う人は面白いだろうし別につまらなくはないけど、オレはいまいちだったかなあという感じ。
サンフランシスコのスパイダーマン的というよりピョン吉的カーチェイスはスピード感あったしカッコよかった。後半のヴェノムともう一人のリーダーシンビオートのバトルもすごいけど、そもそもこの二人がなんで戦ってるのか理由がわからないので面白みが…
ただカメラワークはちょっとドラマっぽくてオレは良い意味で新鮮味と親しみやすさは感じたし。この手の映画ではやらない構図とかSF的な寄生生物の話でなきゃヒューマンドラマっぽいかなと。

いいけど敵が若いイケメン天才社長でかなりイカれてるとこはちょっとエグゼイドの壇黎斗っぽくて、告発に協力してくれたドーラ・スカース博士のビジュアルが進撃のハンジさんみたいなのが気になって仕方なかったw(鼻と眼鏡と髪型が狙ったかのごとくまんまハンジ!)
そして最後についてたあのアニメはなんなの?何を意図してるのか全然わかんないよ!