そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

病室で念仏を唱えないでください#1

https://https://www.tbs.co.jp/nembutsu_tbs/
脚本:吉澤智子 演出:平野俊一 原作:こやす珠世
 
なんかいつものTBSテイストなドラマだったけど、思ってたよりは面白かった。
伊藤英明の坊主で救命の医師という設定が思ったより説得力。いいけど、この設定まったく知らない状態で見てみたかったなという気持ちもちょっとある。いやまあそもそもそれ知らなくても見るかというとどうかと思うけど。
てかなんか伊藤英明の物言いはムダに自信に満ち溢れてるんだろうw 救命の現場ではやたら頼りになるさすがは海猿(笑)
達観してるのかと思ったら結構生臭坊主系で、未だ迷いの途中だけどガムシャラ熱血、どちらかというと体育会系。嫌いじゃないな。そしてブラジルバーガーはとうとう食べられなかったとw
てか初回ってこともあるのか、松本のキャラにフォーカスしすぎてライバルのはずのムロツヨシの濱田のこと、すっかり忘れてたわ(苦笑)
そのわりにあの病院内での松本のポジションとか扱いがイマイチ納得いくわけでもない描写。新人ならともかくもう5年もいるんだよね?なんでど新人研修医の田中(片寄涼太)になんなんすかあの人扱いされないかんのだ。超先輩だぞ?
それはともかくストーリーの方は、オレもちょいながらで見てたせいか、なんか人間関係ややこしくてイマイチよくわかんなかったとこもあり。
とはいっても事故にあった脳死のお母さんの息子たちがどういう素性なのかは、ながらでも何となくでもOKって感じなので問題はないかな。
お母さんはまったく赤の他人の育ての親で、ドラマ的には途中別れた旦那の叔母さんとか出てきたり、同乗してた男性の奥さんが不倫だとか言い出したり、事故に巻き込まれた妊婦とかいたけどみんななぜかビジュアルの印象が似てて誰が誰やらだったんでオレが混乱しただけだと思うけど。
結局お母さんと不倫だと言われた男性が、別れた旦那の兄の妻とどういう関係だったのか把握できないうちに解決してたし。
まあ対応が理屈でストレートな松本が批判されたけど、心に寄り添っても解決しない類の状況だってこともあるよなあ。何となくだけど寄り添うとか優しさって何だろう、それは万人に見合う方法論なのかな?とか思ったよ。ある意味ちゃんと患者やその周りの人たちに対して向き合ってない、思考停止の対応じゃないかなと。
"医者“とは割り切りが必要な仕事だと思うけど、僧侶ということで常に迷いありき、迷うということは相手のためを最大限考えてるってことじゃないかなあと。右足を切った原因のチンピラ男にただ経を唱えるしか出来ないのも迷いというか真摯な向き合い方だろうし。
結果的に心情に寄り添うより、身内として脳死判定させた松本が将太くんの心に響くものがあったわけだし。つまり松本と息子の将太くんの関係がなんかよかった…みたいな。
てなわけで、松本と濱田の2人は(一方的にだけど)最初から因縁はあったわけね。今回なんかやたらシュッとしてるムロツヨシ(たまたま朝のグッとラック見てたから>イケメンに見えるっていじられてたからw)、エリートか?本当にエリートなのか?(笑)