テレ朝 https://www.tv-asahi.co.jp/zero-one/
東映 https://www.kamen-rider-official.com
脚本：高橋悠也 監督：柴崎貴之
『俺が、ゼロワンだぁー！』
火曜あたりには書けてたんだけどアップするのが遅くなってしまったよ。うーん、なんかねえ…（汲んでくれ）
えーとさ、或人がゼロワンなら天津垓は社長じゃなく独裁者って言うんだぜ！
或人も世間もそのことに早く気づけよ…どうなってんのこの脚本？？？
或人は社長でなきゃゼロワンにはなれない？或人が社長じゃなきゃイズちゃんは秘書ではない、まあそれはわからんではないけど。
でもイズちゃん、新会社設立出来るって、その手があるならもっと早く或人に教えてあげて〜？
はっきり言って抜け道的な手段だけど、それでもいいんだ？というかそれ自体、或人が是之助前社長から権利を譲渡されてるから可能だったっていうなら最初からイズの所有権は或人にあるし、要は或人が“社長”かどうかってだけの話なんじゃん。
いや変身の権利がないと思われてた或人が変身できて反撃するの、お話的な見た目の絵面は萌えるしカッコイイけどさ。どうせなら或人もそれを知っててあえて知らないふりをしたまま、天津垓に対してフェイクをかけた方がより「ザマあwww」って感じのしてやったり感があって面白かったのになあ。そういうのがカタルシスっていうんだよ？＞脚本家
だってこれじゃ或人がただのアホみたいやん。つかさ、今まで社長のお仕事をどう理解してたんだよ。何がどう社長だったんだよ…
そしてこれでイズちゃんがシンギュラリティに至ったの？このタイミングなら何で今までとっくに目覚めてなかったのか。いやどうもわかりにくいぞ？AI秘書の仕事と自我に目覚めたヒューマギアのやることは紙一重すぎ。
いいけど不破さんの「お前こそ、会社辞めてこれからどうするつもりだ」にあまりにもサラリーマン的実感を感じて笑うwwいや大変なのは或人の方だけど、不破さんがA.I.M.S.の美品パクってんのもちょっと笑う。ダメじゃん。いやそれ以前にA.I.M.S.は公務員扱いじゃないのか？どうなってんだよ身分的に。
ところでZAIAの社長のパフォーマンスで急にヒューマギアが排斥されて、街に廃棄ヒューマギアが放置されてるってどういう状況？
そもそもヒューマギアって飛電からのリース契約だと思ってたし、個人でこれを買うってめっちゃ大変だし購入する必要ってないと思うんだけど。プリンタ複合機だって普通はリース契約だよね？そういうレベルに高額でメンテナンス必要なマシンだと思うんだけどさ、ヒューマギアって。少なくとも今まで見てきてオレはそう思ってたんだけど。
しかもたぶん廃棄されたやつって製造番号からどのヒューマギアかわかるし、廃棄した人間もすぐ割り出せるよね。なのになんで捨てる。
しかもヒューマギアとザイアスペックを交換しますって、ますます意味がわからない。絶対イコールにはならない商品だと思うんだけど、何言ってんの1000％社長？
イズがどうやら自我に目覚めたみたいだけど、迅はなんでアークともゼアとも関係ない自立型ヒューマアギアなの？なぜいつ、誰がそうしたんだ？そこ、ストーリーの展開として重要じゃない？（第3第4勢力的な意味で）
まったくわけがわからないのはこれが理由が分かってないからかもしれないけど、こういう展開になると最初から或人と滅亡迅雷の目的は似てるようで違うけど敵は同じ、ZAIAであり天津垓ってことになるよね。
元々衛星ゼアとアークの関係って何だったんだっけ？
ヒューマギアを管理してるのがアークで、デイブレイクタウンの中枢だったんだっけ？ゼアはそのあと稼働したんだっけ。
飛電其雄のデータはアークと共に失われたって言うけど、アーク生きてんならその中にお父さんのデータ残ってんじゃないの？まさかアークを動かしてる黒幕が飛電其男ってことはないよねえ。さすがにないか。
デイブレイクタウンを開発してた是之助前社長と天津垓が考え方の違いで袂を分かって、天津垓はヒューマギア排除の方針あのもよくわからん。なんか理由あったっけ。
戦争兵器を作って世界を支配したいのはともかく、そこでヒューマギアは必要ない（でもレイダーは作る）って考え方が物語としてイマイチよくわかんなくなってきたよ。彼の立ち位置って何だ？何がしたいの？
天津垓が不破さんや唯阿をAI チップでコントロールして“道具”として扱ってることと、ヒューマギアが人間の道具として好き勝手に使われているって迅が言ってたことをリンクさせたいんだと思う。
それ自体はお話としてありきたりのテーマだからわかるんだけど、でも主人公の或人が言う「ヒューマギアは人間の友達で仲間だ」という話と微妙にずれてる気がするんだよね。
それでさらに不破さんは道具になってる唯阿に「自分の夢を掴み取れ」みたいなこと言うけど、（みんながみんなん脳筋な不破さんみたいにAIチップを気合で振り切れると思うなよってのはおいといても）、それとヒューマギアが自我を持つ話もちょっと違うよね。ヒューマギアは進化じゃんよ。道具にならないように自分を強く持つってこととイコールではないし、そもそも唯阿に夢がないというほど唯阿のバックストーリーも知らないので不破さん勝手に何言ってんのとしか思えないんだが。
そもそも本当に最初に戻るけどヒューマギアが自我を持つのは違法でそれを取り締まるのがA.I.M.S.だったはずよ？
まだ社長でなかった或人が物語のしょっぱなに一般人の能天気さで、「ヒューマギアと人間が共存している社会が理想で夢だ」っていうのはいいんだけど、実際的にヒューマギアのやってることは一般のお仕事のサポートであって、そのために自我を持つ独立した人格として存在する必要はないし、してはいけないってことだったよね。何でそこを一緒くたにするんだろう？
物語として最終的に或人が為したいことは何なのか。
お仕事のサポートとしてヒューマギアと人類が共存出来る社会にしたいなら、デイブレイクタウンのヒューマギア（だけの？）自治都市構想って発想がおかしいし、それこそ人類と切り離してヒューマギアだけで生きていきたいと思ってる（んだよね？）滅亡迅雷.netの片棒を担いでるのと同じことじゃないかな。
このドラマは、この物語は、一体どこに向かいたいの？
最終的に或人＝仮面ライダーゼロワンはどうしたいの？
これ、天津垓がヒューマギアの自我を目覚めさせてヒューマギアの都市を作って人間を支配する滅亡迅雷寄りの考え方で動いてるなら、まだ“人類の敵”としてわかるんだけどそういうわけでもないし、彼は彼で何をやりたいんだろうと。仮面ライダーは戦争兵器とはいうけど、誰と戦争するって話なのか。誰に売るんだ？あ、今のところヒューマギア相手に戦争って話なの？それで誰が儲かるの？
どちらにしろ滅亡迅雷.netだろうが天津垓だろうが、ヒューマギアや人間の自我を制御するとか戦争をして人々の自由と平和を奪うことに対して、そうさせないように戦うのが或人であり仮面ライダーゼロワンだ！…で落ち着くんならわかるけど、そこに向かう道筋が今のところ全く見えないんだよ。
これどういう構成で話進めるつもりなのかな。もう半分以上終わってんのに重要なとこにも引っかかってない気がする。この話何の話なの？
そして是之助社長は本当に死んでて、其雄パパは本当にいなくなっているのか。というかこの物語にとって、ヒューマギアがお父さんだっていう主人公或人ってどういうポジションなの？人間とヒューマギアを繋ぐ存在であるにしても、その場合ヒューマギアは人間のサポートをするというレベルじゃなく、自我を持って人間と同等の存在になろうとしてるとかでないと意味通じないんだけどなあ。
今のままじゃ謎が謎として成り立っていないし秘密が秘密としても成り立っていないよ。本当に話の展開が下手くそすぎる。
毎回このぐるぐるした感想を書くために真面目に番組を何度か見返して確認することすら苦痛になってきたよ。一度見て分かるような話にして？もしくはぐるぐる考えるに足るような面白いお話にしてー
予告。
漫画家アシスタントヒューマギア、再登場。漫画家的にはザイアグラスなんかと交換されたって仕事捗るわけじゃないよなあ？天津垓社長、どう責任取るの？
