そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

バクマン。(2)

バクマン。 2 (ジャンプコミックス)

バクマン。 2 (ジャンプコミックス)

オモシレー!
編集者が出てきて話が具体的になってから、すげーオモロカシイんですけど!(笑)
あれだな、家族の話とかそういうの抜きになって、持ち込みとサイコーの恋の話になって、しかも何となくバトルモノ的なスピード感があるからかな。
もともとこの原作者の話の展開って、盛り上がりの山が判りにくいというか盛り上がりっぱなしなのはデスノートも同じだけど、単行本読み向きだなあ。
てなことでどれだけそのまんまか判らんけど細かいジャンプシステムの話とか面白過ぎる。打ち合わせとかすげーリアルなんですけど(笑)これ、普通の読者はついていけてるの?それともウンチクマンガカテゴリ?(笑)
こういう切り口だと確かに挫折と勝利、戦略と結果って意味では、漫画家になることを描くことがバトルマンガって感じだなあ。ライバルが天然天才キャラってのはまあこんな人現実にはいないだろうけど、(サイコーとシュージンみたいなのはいそう)ありえないからこそ主人公コンビがリアルに見えるという話で。リアルに見えるけど現実感ないんだよなw
まね、新人の持ち込みはね、担当編集者の当たりが全てなんだよ。一コマずつチェック入るって、大手のメジャー誌は当たり前だから。彼らは良い人に当たったなあw まあ中学生相手にぶっちゃけすぎだとは思うけど(笑)

武田航平握手会

3月8日(日) 14:00~
新宿高島屋5階紀伊國屋書店連絡口特設会場

行ってきたよ、行ってきましたよ。武田くんとセクスィー握手!
まあずっと(毎日じゃないけど)ブログ見てて割と普通の子だなあと思ってたんで、生で見てもやっぱり普通の子だなあという印象。普通の子っていってもホントにその辺の普通の子と混じってるとものすごいイケメンレベルだけど、いかにも芸能人っていう感じではないかなあ。前に妹が街中でたまたま見かけた時にはやっぱり普通の人とは全然違ってたって言ってたけど。
というか、彼はカメラ通すとまったく違って見える感じ?いやカメラというか、やっぱり見せ方とか見られ方判ってるよ。たぶん、そういうシーンだとガラッと変わるんだろね、普通の子からパフォーマーに(笑)
で、500番以降でちょっと休憩入ってからの握手だったけど、思ったより喋れてドキドキしたよ。でもヒロたんときよりは冷静w
自分のときよりも前の人(男の子)と話してるの見てて、なんかソツなくこなすなぁって感じだった。若いけど「アニキ」属性の人かなあ。ヤンキー的な兄貴な感じ。軽口とかもクールで気が利いてるんだぜw
そこそこ話ができたせいか、お陰で見た目の印象はおぼろげ。やっぱりどっちかなのね、オレの脳というか気持ちは(笑)
でもそのかすかな記憶を辿ってみても、武田くんはセクシー小僧じゃった。もっとちゃんと見とけよオレ!でも細かった!身長はやっぱり180越えないと高いっって印象はないかな。(だってオレが165cmあるからさ)そういう意味でも割と普通。そうそう、大型バイクの免許は持ってないらしいぞ?>聞いた
今回はお一人様のお隣さんとちょっと話してた待ち時間が大変楽しくオレ的有意義でほほ笑ましかったんで、ちょっと気持ち上向き。ほんわか気分で帰ってきましたv 若いってエエのう。
帰りに紀伊国屋で買い物してきたんで、レジのとこにある井上くんの写真集の告知ポスターに心惹かれたけど、我慢我慢。もうちょっと後ならもう少し興味湧いたかも知れんけどなぁ‥‥早いよな。

仮面ライダーディケイド#7「超トリックの真犯人」

東映http://www.toei.co.jp/tv/decade/ テレ朝:http://www.tv-asahi.co.jp/decade/
『だから、ユウスケが信じることを、俺も信じるだけだ』


超トリック過ぎです。鎌田さんの技はトリックですらないし!しかも「タイムベント」って、全部ないことにしちゃったの?どんなトリックベントなんだ?龍騎の世界では編集長が殺される前、ディケイドの世界では「今日から龍騎の世界かー」まで戻るとは!
えーとそれは、ユウスケが士くんのことを「悪ぶってるけど本当は誰かのために戦ってる」ってものすごい信頼してるようなセリフを吐いたことや、士くんがユウスケのことをものすごく信じてる、オマケに「優しいだけが取り柄のバカだから」って言ったのもとりあえずなしにしようってことですか?ううーん、なんか判らんけど身もだえ!(笑)
別の意味で會川先生、暴走中!w
どこに行っても異端者で「人を信じることができない、人の痛みを感じることもできない」からこそ強い、冷徹な破壊者である門矢士と、行った先ですぐに世界に馴染んで誰かを信じることが出来る、状況は判らなくても信じた誰かのために自らが傷ついても戦うことができる小野寺ユウスケの優しい強さを、お互いが信じてるってことだよな。
だからえーと結局この話って、離れることでお互いの良さを再確認したレンさんとシンジはお互いがなくてはならない良いチームで、士くんとユウスケもお互い信じ合ってる良いチームだって話だよね?なんかよく判らんかったけど、レンとシンジが元サヤに戻った話?(笑)そして士くん、ツンデレすぎ‥‥!(身もだえ)
でもって副編はアンデッドだったと。龍騎の世界なのにアンデッドですよ!しかもパラドキサ‥‥!つか、なんで編集長を殺したんだよ。ホントに正体がバレるからってだけ?それがこの世界を維持するってことなのか?わからん、鳴滝の思惑がわからん。
一応突っ込んどきますが、鳴滝=預言者がこの世界も壊されるって言ってたけど、どの辺が壊されたのかなあ。どこからどこまでがもともとの龍騎世界のありようなのか判らんから、突っ込みようがないですw 破壊されてこれなのか?でも士くんたちが来る前の状態に戻ってるよなあ。意味が判らん、面白いけど。
地鳥も助かって良かったな(笑)
ところで夏海のところに来た鳴滝がやたら意味深ですが、助けるってあれ、牢屋に入れられてることを言ってるわけじゃないよなあ?夏海も何かの確信を持った言い方だけど、士くんが記憶喪失でいろんな世界を巡っている現状に対しての含みがあるような‥‥大体栄次郎もだけど夏海もあの状況に動じなさすぎだよな。監視?



予告。
米村さんと石田監督〜 !? カブトやんけw あえて會川先生を外してきたかー。それはそれで。
カズマ、サクヤ、ムツキがライダーで、ハジメちゃんはどこかしらと思ったら、予告で喋ってたのがハジメちゃんだったよ !? (>データ放送)ハジメちゃんが社長さん?えー、どんな株式会社BOARDでブレイド食堂なんだ?
でもってカズマくんはグリーンウッドの瞬くんかよ!いやえーと、‥‥ちっちぇえ!

銭ゲバ#8

http://www.ntv.co.jp/zenigeba/
あーっ、地震速報‥‥!!見えねー!いいところなのに見えねー、せめて下に‥‥!(天災は仕方ないとは思いつつ)
 
結局「世の中金である」ということで自分が正しいことが証明されたからもう死んでもいいという風太郎は、幸せになりたくなかったのかというとそんなことはなくて、幸せにはなりたかったんだと思う。「世の中は金」ではあるけど、だからといって金持ちになったから幸せかというとまったくそんなことはなかった‥‥ってのが、風太郎の行き着いた「真実」ってことだけどな。
そもそもが金のためにはずみとはいえ人を殺してしまった、しかも自分に良くしてくれた人間を、ということを正当化するための思い込みの論理だったわけだから風太郎は最初から間違ってたと思うんだけど、世の中が金だということは正しいから、それを信じた風太郎は間違ってはないんだよね。
弟が死んだ真相を聞きに来た萩野が風太郎の話をあっさり受け入れたのも、萩野も「この世は金」という現実に負けたからで、そもそも刑事でない以上風太郎を罪には問えないんだけど、恨みや正義よりも彼が知りたかったのが「弟がなぜ死んだのか(弟は悪いことをしたのかどうか)」ということだったってのがさー。
萩野はもともと風太郎が弟の宏を殺したという前程で風太郎を追いかけてたんだけど、萩野が語った話だと宏は風太郎のことを可哀想だと思って引き取ろうという相談をして、その上で風太郎は幸せを知らないだけで悪い人間じゃないと萩野に言ってたわけだから、萩野は風太郎に関して最初からそういう情報を持ってたってことなんだよね。そういう人間がなぜ自分の弟を殺したのか?
貧乏でも犯罪者にならない人だっているという萩野に、自分はいずれ同じ事をしたというのは、一般論でなく現実の個人としての「蒲郡風太郎」がそうなのだという話で、それはもういろんな巡り合わせが悪かったって話だよな。
そして健蔵の話も同じで、風太郎は健蔵がやさぐれた理由を知ってたんだよな。でもそれは、最初の頃の派遣労働者たちの解雇の話じゃないけど、世の中や会社が悪いって話じゃなくて、健蔵だったからその状況でやる気を無くしてろくでなしのどうしようもない男になってしまったってだけの話なんだよね。
お母さんの話は正当化しようって話じゃなく単に事実なんだと思うけど、でもそのせいで不当に貧乏になってる風太からしたら巡り合わせが悪かったってことじゃなくて、健蔵が幸せになることを放棄したってことだと思うんだよ。それが許せないんじゃないかなあ。
たまたま前の日に金ローでやってた「幸せのちから」(浮浪者から億万長者になった人の実話)の主人公の述懐で、アメリカ大統領トマス・ジェファーソンの演説の「国民の権利としての幸せの追求」に、なぜ幸せは「与える」でも「与えられる」でもなく「追求」するものなのか?と問い掛けてるところがあって(ちょっとうろ覚え)、主人公はそれに対して幸せとは生涯追求し続けることでしか得られないのだろうって言ってたんだけど、まさに風太郎は萩野宏が幸せを与えてやらなきゃと思ったことを結果として反故にして、自分なりの幸せの追求、「金持ちになって幸せになるズラ」に邁進しちゃったってことだろうけど、結局金持ちになっても風太郎が幸せになれなかったのは金持ちになることがイコール幸せじゃないからだよね、風太郎にとって。
またここで風太郎が「三百六十五歩のマーチ」を歌ってるのが象徴的なんだけどさ。(なので「幸せのちから」を思い出したんだけど)
緑が言うように、いつか風太郎が愛してくれると信じられた茜は本当に幸せだったと思うけど、人の幸せが気の持ちようだってことだとすれば、風太郎は3歩進んで2歩下がるでいつまでたっても幸せに手が届かないことを幸せだとは思わないよな。だって彼には何が幸せなんだか判らないんだもん。
風太郎は伊豆屋の苦境を知って、曰く「試しに」行ったわけだけど、伊豆屋の人たちの行動ってのは、結局風太郎が見たくなかった「貧しくても心は美しく」が「世の中は金だ」という現実に負けた姿で、それは自分の姿でもあるわけだよね。だって、お金なんかなくても幸せって言ってた人たちが金のために人さえ殺そうとするのは、そのまんま自分なわけだから。
手術費用を用立ててもらった萩野と借金を背負った伊豆屋の人たち、同じく命が掛かってるのにの何が違ってたかっていうと、萩野が天秤にかけてたのは命と金であって、伊豆屋がかけてたのは心と金なんだよね。命を金で買うのは悪いことではないけど、心を金で買うのは風太郎にとっては「悪」だから、かな。自分がやってきたことが悪だという自覚があるんだから余計にそれは譲れないというか、「だったら死ねば?」なんじゃないかなあ。もちろんそれでも心が大事だってことを聞きたかったんだろうけど、そうでなかった、つまり風太郎の信じてたものが正しかったからだけど、だから許せないんだよね、たぶん。
今回はじめて明らかになった弟が死ぬ直前の萩野の弟との会話と、健蔵のやさぐれた理由、それと風太郎の左目は歪んで見えるということ。
だいぶ前に演出の人がスタッフブログで「風太郎の傷のある左目を撮る時は風太郎の良心を、右目を撮る時は野心を」って言ってたんだけど、風太郎の良心で見る左目の世界はずっと歪んでたってことは、本当は心の美しさを信じる風太郎から見て「世の中銭ズラ」というこの世界自体が歪んでるってことも言えるよな。
その歪んだ世界の「この世は金」という正しさを信じてた風太郎は間違ってはないけど、結局風太郎自身も伊豆屋の人々も「この世は金という正しさ」に負けたわけで、正しいはずの「金」を手に入れても幸せになれない風太郎は、結局救われなかったってことだよね。たぶん伊豆屋の人たちが風太郎に頼んで金を借りても、幸せにはなれないと思う。だから軽蔑すべき行動をとった伊豆屋の人たちが自分自身だって気がついた時に、風太郎はもう死んでも構わないと思ったんじゃないかと。
それにしてもただのろくでなしじゃない健蔵もすげーなあ。一応あんなんでも息子が死ぬのは嫌なのかってのと、やっぱり金はただの金であって、そんなものに縛られるのはごめんだと言い切れる強かさというか。でもって、てっきり札束の三つ四つくらいポケットに入れてるのかと思ったけど、潔く全部置いてきちゃうとはね。かっこいー。置いてきた9億円よりも拾った500円の方が価値があるっていうか、健蔵は確かに金に勝ってるかもな。金のためには死ねないズラよ。
風太郎が死ぬことを許さず生きて苦しめばいいって言ってた緑さんが、死ぬなら最後まで見届けるって思ったのは健蔵と風太郎のやり取りのせいかなあ?茜が幸せだったから?どっちにしても、死ぬのを許すなんて優しいよな。本当にいいのか?風太郎が死んでも緑さんは勝つわけじゃないのに。この世の中の正しさゆえに風太郎が死ぬってことは、緑さんにとっても負けなのに。それとももう疲れちゃったのか?
相変わらず演出がエッジィ過ぎて、無用に緊張感あるなぁ。最後そこで切るかって、ビックリした(笑)
最終回、どうなるんだろう。