そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

第70回アニメスタイルイベント 會川昇に訊く!!

http://animestyle.jp/2013/04/05/4414/

■日時:4月14日(日)18:30〜23:30
■場所:新宿ロフトプラスワン
■出演:會川昇水島精二、川崎ヒロユキ、前田久小黒祐一郎
 
男の人多めだけど女性も結構ちらほら。
たぶん殆どはアニメファンでわりと最近からの(といっても鋼あたりからとか)女性ファンもいるけど基本的には昔からのファンが多いディープなトークイベントでした。いやもう十分濃かったw
資料として全仕事をまとめたペーパーをもらって、それを見つつ80年代くらいからの振り返りトークしてたけど90年代くらいまでしか辿りつけなかったっぽいw
仕事内容が多岐にわたっているために基本オフレコトークで割りとアバウトな話しようのネタも多々あり。ネット禁なのでとにかくトークの内容はあげられないです。言っていいのは「水島監督がややスリムになった」ということのみという規制が(笑)
そういやオレ會川昇先生を生で見るのは初めてなんだけど、立板に水の理路整然トークでとにかく情報量が多くて、質問タイムにも相当な時間割いてたけどその割にあっという間に終わってしまった感が強く、オフレコな会だけあって中にはぶっちゃけた話も多くて、そういうことなのかーと思うこともしばしば。(本打ちのやり方の違いとかいろいろおもしろい話はあった)しかしまったく肝心な話にはまったく行き着いてないという感じ(苦笑)全然足りねえ。特撮の話も全然だし。
たぶんまたやるんじゃないかと思う。というかそんなことは言ってたw(質問で聞かれてないことが多かったんでみたいな感じで)
たぶん質問等で一番多かったのはUN-GO関係だと思うけど、そこら辺は女性ファンのほうが濃かったかな?
ということでまたやればいいと思うよw
あと水島監督と會川先生はとても仲が良くて、(実際仕事もお互いツボに入ることが多くやりやすいらしい)川崎ヒロユキ氏もうらやむほどいちゃいちゃしてました(笑)
あとご本人(https://twitter.com/nishi_ogi)がツイートしてるからいいと思うけど、観客に錦織、京田、黒川三監督のお三方がいらしてました。
とりあえずそんなとこ。この程度ならマズイ話じゃないよね?(自分メモのためにもいろいろ書きたいのはやまやまだけど我慢)
そしてついでだったんで、ずっと購入を迷っていた脚本集も買ってみた。水島&會川両氏のサイン入りでおまけペーパー付き。

仮面ライダーウィザード#31「涙」

東映 http://www.toei.co.jp/tv/wizard/ テレ朝 http://www.tv-asahi.co.jp/wizard/
脚本:きだつよし 監督:柴崎貴行
『魔法より心か‥‥』
 
まさに「すべての涙は宝石に変えてやるぜ♪」というOP通りに、晴人が、じゃなく晴人の涙が新しい魔法石になってシャバドゥビタッチヘンシーン!!だよ!インフィニティ、プリーズ! 超キ・ラ・キ・ラ・!柴崎監督のド派手演出超カッケー!何あの空撮チック(てか空撮)な角度からの魔法陣変身!さすがオレたちのシバザッキーはやってくれるよ!(;゚∀゚)=3ムッハー
ダイヤ的にキ・ラ・キ・ラ・!インフィニティスタイルカッコイー!しかも頭が完全にダイヤの立て爪リングwww相変わらずすげーデザイン力!
しかしインフィニティコールも大概うるさいけど、なんかもういろいろてんこ盛り過ぎて何が何やら。復活ドラゴンの「ヒー スイ フー ドー ボー ジャバ ビュー ドゴーン」って何?意味不明すぎる魔法のJUMON!
しかも仮面ライダーというか魔法使いの武器が斧になったよ。斧って!キンタロス=電王アックスフォーム以来くらいかな?仮面ライダーの武器が斧って、相当暴力的だけど、むしろキラキラダイヤフォームと相まってミスマッチ的に面白いからいいや。さすがのレギオンもまったく歯がたたないし。ダイヤモンドは傷つかないってことか?いやー盛り上がった!
結局晴人の気合ってか、絶対に諦めないという気持ちでドラゴンが復活したってことだよね。よかったよかった。復活させてもらっといて「希望になってやる」はないと思うけど、もしかしてドラゴンさんて天道さんくらいの俺様キャラか?晴人のことやたら「面白いやつだ」って言ってるしーw
それより晴人の魔力が無くなったのが仁藤のせいなのはともかくとしても、ちょっと仁藤は晴人のこと好きすぎるだろwww確かにお前のせいだけどそれってどっちかというと不可抗力だし、そこまで責任感じることもないんじゃないかって思わんでもないよ?ただまあこないだの仁藤の真っ当さを見たあとだと、それはそれで仁藤ってそういう奴なんだなーとも思うんでそれはそれでいいよ。でも晴人のこと、マジで好きすきすぎやしねえかな?
だって仁藤にそこまでさせるってことでレギオン内藤くんが余計に晴人の心の美しさに拘るくらいだし、よく考えたら逆効果じゃんw(苦笑)というかむしろそこまでやる仁藤の心は美しくないのかと内藤くんに聞きたいよ(笑)どうでもいいけどメインキャラと似た名前をゲスト怪人に付ける必要はないと思うのよきださん。(ちょっとややこし)
そういや今回は、仁藤が「みなまで言うな」じゃなく「いいから聞け!」つっったw そっちもありかw(普通のことです)
 
あの兄妹は案の定妹が謎の病気で手術待ちとかいうありきたりの設定だったよ。まあそんなとこだと思ったけど、難しい手術したってわりに最後元気だよな。何の病気だったんだ?そして中学生丸山の子は演技がしっかりしすぎてるよ、うっかりすると白石くんより上手い気がするwww
でもまあ思うにこれって、晴人とコヨミはこの兄妹みたいな、つまり晴人にとってコヨミってあの病気の妹みたいなものだってことで、たとえ後ろから抱きしめてても恋愛的な心情というより単に妹を心配する兄貴っていうポジションってことなのかなーと思ったり。恋愛‥‥じゃあないんだよね?いや恋愛感情ならそれはそれでもいいんだけど、そうすっとなんであの兄妹出したのかわかんないからさ。
晴人とコヨミは他人なんだけど、サバトを生き残った以降はそういう擬似的な兄妹関係だってことでいいってことね。了解。
まあ恋愛感情よりそっちのほうがより純粋だと思うし、レギオン内藤くんもそのほうが美しいと思ってんじゃないのかなーと。
だからファントムからゲートを守る、絶望した人々に希望を与えるってこと自体が、晴人にとっては妹(コヨミ)を喜ばせたい(生きながらえさせたい)って意味での「生きる希望を与える」であり、その手段が魔法だったってことで、魔法使いとして戦う根っこの部分はそういうことだった‥‥ってことでいいのかしら。
もしそういう話なんだとしたら、出来ればそこまで描いて欲しかったと思うよ。そういうとこがちょい突っ込み足りないんだよな、きだ脚本は。
いやすごい上メセでいうけど、そこまで描いてれば晴人がコヨミのために「命ある限り諦めない」で流した涙が新しい希望となるということの説得力があると思うんだよね。なぜ命がけで「諦めない」のかの理由をちゃんと描いて欲しいのよ。
まあそもそも、晴人から「魔法を取ったら何も残らない」って、何をしてそういう話になってんだろって気もするし。え、晴人のことって描いてこなかっただけで他にもなんかあるんじゃないのかな、くらいに思ってたよ?コヨミみたいに記憶が無いわけじゃないんだから何かあるだろよ、晴人なりのそこまでして守りたい何かってのは‥‥って思うんだけど。晴人が記憶喪失キャラならそれで納得するけどさ、そうじゃないよね?(そうすっとトラウマ設定もなくなるし)
まあでも真剣に見てるから気になるだけで、たぶん流して見てたら気にならない展開だとは思うんでいいですヨ。
そしてそのほうが盛り上がるとはいえ、ひと月くらいまえのまだ寒い時期に海落ちでアクションシーンて、寒そすぎる!(((;゚Д゚))) 変身シーンの見栄え含めていろんな意味で良いお天気でよかったなあと思う(^_^;)
 
あとはワイズマンと同じくすべてのことが知りたいソラが新しい幹部(しかもメデューサよりも上)で、白い魔法使いはウィザードインフィニティを「面倒なことになった」って一体どゆこと?っていうね。メデューサは気に入らないみたいだし、なぜそこまでソラが気に入らないのかというのも含めて何者なんだソラ。
そしてビックリな白い魔法使いさん。あの言いようじゃオールドラゴンの時までは予定通り、晴人が魔力をなくすことはピンチじゃないけど復活して自分の予想外の力で強くなることはまずいって言ってるみたいよね。てことは単純にウィザードの魔力が上がることは歓迎してないってことかしら?どういうのが彼のご希望なのか、気になる。
 
予告。
また仁藤回か。そろそろ瞬平にも話振って上げれば‥‥と思うんだけど、仁藤の話のほうが面白そうだから仕方ないかw
つーか仁藤はそろそろ面影堂に居候してはどうか?晴人の部屋の中にテントはりゃいいじゃんよw

リーガル・ハイ スペシャル

http://www.fujitv.co.jp/legal-high/topics/
脚本:古沢良太 演出:石川淳一
 
初っ端のつかみネタが例の絵画修復ネタ(しかも不動明王w)で吹いたwwwww(笑)
しかし相変わらず古美門は変人でキモいし相変わらず黛はツッコミキャラでガッキー超かわいいし、相変わらず面白かった!爆笑!(笑)
そしてゲストで三木法律事務所側の新米弁護士が北大路欣也って!(笑)
しかもうっかり八兵衛まで!「うっかりしてました」でまた水戸黄門のテーマ曲がwwwwもうこのまま水戸黄門キャストを呼び続けるのか?w
冒頭のフランスマッターホルンって、野沢菜のお焼きのようなクレープとかまるで白馬のような眺めって、そこロケ地、白馬なんだろーwwwww長野の白馬村なのかマッターホルンなのかwww(笑)
しかもしかも連ドラ第2期キター!ヽ(゚∀゚)ノ 秋が待ち遠しすぎる。このままシリーズ化すればいいのに!
あ、以下ネタバレですよ。今回の話も面白すぎる楽しすぎる! (*´∀`)=3
 
学校のいじめネタでの訴訟だけど、連ドラ1話めの時みたいなイヤな後味の悪さを残しつつの勝訴。いや勝訴したけど実は‥‥って感じのなんとも言いがたいラスト。なんだろうね、確かにいじめ被害者で原告の勝訴はいいことなんだけど、この ('A`) って気分は(苦笑)
でもまあ、最初に古美門が言ってたように「学校から賠償金1億取って弁当屋を買い取ってオーナーにでもなればよろしい」に近い展開になってるから、古美門の裁判結果が元々そういうもんかw ぶんどった金で原告が何しようが古美門にはどうでもいいんだよな。いいけど黛が出した1800万はちゃんと回収したんだろか。黛スゲー金持ちじゃんwww
イジメを受けてた小暮くんが最後に言ってること、思い出さなかったことに悪気があったわけじゃないと思うし、お母さん(堀内敬子)もお金目当てってわけじゃなかったんだと思うけど(たぶん)、むしろ別の意味で貧すれば鈍すってことかなーと思ったり。
1億もらってシャネルのバッグ買って湾岸の高層マンションにお引越しでこれから慎ましく暮らしますって、どこがだー!と思うけど、たぶん言ってる本人自覚ないというかやっぱお金が入ると人は変わるよね(苦笑)というかあのシャネルのバッグカワイかったなー、オレも欲しいw
とするとイジメはあったのかなかったのか、あの空気で動く生徒たちがうす気味悪いのは確かだけど、職員室のイジメの様子見ててもそもそもあの学校自体がそういうのを見なかったことにするような、イジメなんかないといえばないんだという方の思考停止状態だし、もしかしたら自分が加害者だったかもしれないと平気で言える首謀者?生徒の流され方が怖いよ。それって実際イジメがあったにしてもなかったにしても、事の重大さは全然感じてないじゃん。小暮くん死んでたかもしれないのに。というか「飛べるかも」と思える男子中学生はやっぱりバカだ。そのうちホントに死ぬぜ?そして今度同じことがあったらお母さんはたぶんまた同じように裁判沙汰にして賠償金をふんだくろうとするだろうな、当たり前に(^_^;)
 
黛が「イジメなんかなくせます」っていうとただの理想論に聞こえるけど、古美門が同じことを法廷で言うとああこりゃイジメなんか絶対なくならないなと思うし、思うけどあそこまでスッキリと言い切るとある意味清々しくて笑うw
まあ今回の話としてはそういう「空気」で動くことへの思いっきりの皮肉が込められた話だったんだけど、結果としてイジメの有無自体は曖昧にしてるってとこがこのドラマらしいといえばそんな感じかと。
裁判長の広末はまあなんとなくああいう役ねって感じだったけど、今回は榮倉奈々がスバラシく正しい使い方されたよ(笑)
榮倉さんのいつもどおりの心ない笑顔が気色悪いなーと思ったら本当に心ない笑顔だったっていうね。もうさすがのキャスティングだよね(笑)何気にコンタクト(CM)ネタも突っ込んでるとかw あのちょい気色悪いキノコ頭はまんまサウンド・オブ・ミュージックかw
しかも結局藤井先生(榮倉奈々)が、自分を殺して空気を読んでクラスの雰囲気に合わせてたことを弾劾して素を出させたけど、元々はみ出してる人は腹が黒いよな。クラスの子たちは何事もなかったように先生を受け入れて追っかけて青春学園ドラマみたいなこと言っててキモチワルーと思ってたら、何の感慨もなくそれをバッサリ切るとか、それでこそ榮倉www 榮倉の性格の悪さがこんなに生きるこの展開はサイコー(笑)
法廷でのあの豹変ぶりはそれ自体がもしかしたら古美門の指示かなと思ってたんだけど、自殺未遂の方は古美門の差し金という‥‥w
まあそもそもガス自殺未遂にしてもドア開いてるし、臭いはシュールストレミングでしたーっていうけど、ガスの臭いとシュールストレミングの臭いくらい区別付くだろっていう。そしてシュールストレミングの缶はもっとパツパツ(^_^;)というか、その臭気の中で寝てる藤井先生がスゴいというw
とにかく金八先生的というか、いかにもな青春学園モノっぽさのお約束を使いながらも微妙に裏切るというその展開と、白黒つけないグレーゾーンさ加減、
「イジメの正体とは空気だ」と喝破する古美門のいうことは正しいけど、結局はクラスの中の「空気」でイジメの被害者だったり加害者だったりしていた生徒たちが勇気を持ってその空気を打ち破ったということ自体が、やっぱりその「空気」によってだったという皮肉が、一見古美門が良いことを言ってるように聞こえるというのもつくづく上手い脚本だなあと思った。
言ってることは正しいから感動するけど、まったくイジメへの解決にはなってないし、結局その当事者たちはわかってないんだよね(苦笑)
まあただ別府裁判長も勅使河原さんも古美門の言ってることはわかってそうで、わかってるからあの態度なんだろうけど(笑)三木先生はまた負けちゃってお気の毒というしかないけどw もう生瀬さんも小池栄子も相変わらずでサイコーw

それと連ドラの時は古美門に「朝ドラヒロイン」って呼ばれてた黛が、今回生徒たちが自ら空気打ち破って立ち上がったと信じてるゆえに「ドロシー」って言われてたけど、それってつまり「愚かな一般大衆」って意味なんだろかと思ったり。ちょうどいま経済アベノミクスネタでオズの魔法使いの話出てるしな。いろいろ時事ネタ突っ込んでくるよなあ、古沢さんはw
突っ込んでくるといえばパロディネタというか古美門の金八もどきな説教話もおかしかったけど、職員室に鈴木先生もどきの眼鏡にループタイの先生がいたよ?というか生徒の中に河辺役の子がいたんだけど、そういや「鈴木先生」も古沢良太脚本だったよな。自家パロかよ(笑)そういや何げに益子先生っぽい人やでんでんの先生みたいな人がいるしwww
いいけど「男子中学生の右手は握らないことにしてるんで」が下ネタだとは思わなかったwwwwいやたまたま直後にTwitterのTL見たら流れてきて、ああそうか!と思って爆笑www
 
あとたまたま気がついたんで。黛さんのコートはマッキントッシュフィロソフィーのこれですね。カワイイ。
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