明日夢の弟子入りに関して、あちこちでいろいろ言われてるようですね。（特にこの回は弟子入りなくなったー！と、弟子入り決定？の真逆の意見が入り交じり）
オイラの見解としては、下の感想でも書いたけど、やっぱり弟子入りして欲しくないなあと思うんですよ。
何でかというと、ヒビキさんは明日夢のことを意外と対等だと思ってたってことです。
対等な人間を弟子にとるのはありえないので、どちらかというと「オレも鬼として頑張るからお前も自分の世界で頑張れ」みたいな感じ？ヒビキさんにはそういうスタンスでいて欲しいかな。
ヒビキをある意味個人としての完成型みたいな、弟子をとる責任とか必要のない（組織的にはともかく）別格の強さを持った鬼として描いてくれないかなあと思ったんですね。
弟子がいる鬼の人は、親しみやすい仲間で組織の一員って感じなんだけど、ヒビキさんの場合そういうのを超えたカリスマな感じがしなくもないので。師匠はいつか超える存在だけど、どこまで行っても超えられない、みたいな。
あの勢地郎達とのやり取りにちょっと笑ったのが、結婚してんのにいつまでも子供を作らない舅と息子の遣取りみたいだなあと（苦笑）本当なら組織の一員として、戦う以外にも義務を果たさなきゃいけないんだろうけど、理由はわからないけどそれはイヤだと突っ張るヒビキさん。個人の生き方の問題なのか、何か理由があってそうなのか、それは判らないけれど（でもあの勢地郎達の言い様をみると、前者のような気がしなくもないけど）それでも自分の生き方を曲げないという姿勢を貫いてるからこそ、ヒビキさんは自分のことを殊更アウトローだのローンレンジャーだの言ってんじゃないのかな。
それは技を次世代に受け継がせるとか以前に、自分の在りようだと思うんですね。（まあ自分勝手とも言いますが）
番組的には明日夢を弟子にとって、師弟で成長てのは判りやすいと思うのですが、憧れの対象として、それが師匠という立場で指導するってことになると、ちょっと小さいかな、と思うのです。
最初はそれもありかなーと思ってたんだけど、今まさに弟子を育てている威吹鬼と弟子が独り立ちして引退していく斬鬼が出てきて設定のスケール感が出てきたんで、今さら必要ないかなあと。それにやっぱり、明日夢が鬼の修行をすると、現実逃避の逃げに見えちゃうし。
まあでも一クール過ぎたばかりだし、今後どうなるかは判んないですけどね。後半、物凄い事件が起こって、さすがのヒビキさんも考えを変えざるを得ない事態になるかも知れないしねえ。
