ガンエヴォ

31歳ガン漂流

最近の妹オススメの本、奥山貴宏の「31歳ガン漂流」（通称ガンエヴォ）をやっと読み終わる。いやあ、面白かった。内容はガンになったフリーライターの入院時のWEB日記を本にしたもの。
自分も兼ねてから、もし万が一ガンなんかになった時にゃ、ガーンショック！といえるくらいの心持ちで居たいもんだと思ってたけど、そんなレベルの話じゃないとどうしたらいいもんかね。でもなっちゃったら仕方ないしなあ、たぶん。
文章も好み。出来ればこういう洒脱な文章を書いてみたいものですね。もちろん内容が冷静で客観的なのもいいんだけど。（文中で作者も書いてるけど、入院患者の書くものだからといって闘病記みたいな物を書かなければいけないなんて有り得ないし、そういう需要があるのは判ってるけどやっぱりクソくらえだと思う。それとも自分がそうなったらそういうものを読んで元気づけられたりしたいかな？イヤでもたぶんそんなことはないな）
まだこのあと32歳、33歳と続くんだが、そこで終わってるのは作者が亡くなってるかららしいです。とりあえず引き続き32歳ガンエボを。