そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

超星艦隊セイザーX#6「ぼくたちのヒーロー」

『人知れず行ってくるぜ、人知れずな!』


今回はツッコミというよりはボケ倒しな感じ。
初っぱなから火将軍「もう食べられない…」って、また何の夢見てるんだ?で縛られてるのに気づいて「なんじゃこりゃあ〜!!」はすでに口癖か?水将軍の「しばらく大人しくしてて!」で縛られっぱなしの火。


公園で小さな子供たちが手作りセイザー艦(空き箱?牛乳パック?)で遊んでるのを見て、たっくん喜ぶヒマもなくそれを止める親御さん。子供は意外とどっちが正義か判ってるようです。判らないのは大人ばかり。こういう感覚がセイザークオリティ。一般市民から見たら海賊もセイザーも一緒くたなのは、3話でも恐獣の区別がついてない一般市民てことで前振りしてましたが、それはそれで当然な気も。ていうか、どういう状況で海賊船は地球の空を漂ってんだろ?日本はともかく世界の対応は…?謎。
何気に子供ことわざ大辞典で勉強中のアド。前回のが堪えたか?それが役に立つことはあるのか?


宇宙海賊は前回の微妙なサイズのクワガタ(まだ木に止まったまま!?)をやっと巨大化して恐獣に。アドを罠にかけセイザーチームを分断したり、水将軍がリーダーだからか今回ちょっと頭使ってますよ、海賊。そいつがタイミング悪くバイトの面接会場に向かうたっくんのところに。名誉挽回のため面接を投げ打ち張り切るたっくん。
そんなこんなでいろいろあって、恐獣は突如小型クワガタに分解して消滅。これってジャスティライザーの時のザリガニ怪獣みたいね。海賊もセイザーも仲間割れ状態でバラバラ。火将軍はまだ縛られたまま(笑)


みんなが判ってくれるから戦うというたっくんと、大義のために戦うんだというアドと宗二郎じいちゃん。気持ちで戦うというたっくんは、何だか判らないもののためより、家族や友達、近所の人のために戦いたいたい…とレミーに相談します。ヒーロー物で有りがちなお悩みですが、モチベーションの問題やね。妹にもお兄ちゃんはバカだけどそれなりに一生懸命やってるとか言われてるし。でもそうだからこそ面接蹴ってまで戦いに行ける拓人なんだけどね。最初のノリは軽かったわりには一応ちゃんと考えてます。ええ子や。

と、これで終わらないのがセイザーです(笑)
悩んだ時には走るんだーとばかりに走り出すが、体を動かしてもスッキリしないたっくんの耳に子供同士のヒーロー談義。ヒーローならアピールするもんだろ、というマセたお子様たちvsヒーローは人知れず戦ってこそヒーローなんだ!とヒーローの王道を説くお子様たち(1話で拓人が助けた子供たち)。「そうか、そうなのか!」いきなり悟りを開くたっくん。人知れずをアピールしながら戦いに赴きますが、何か?たっくんは単純でいいなあ。
出撃したたっくんはちゃんとアドの指示に従います。成長しました!そしてクワガタを倒すのはやっぱカブトムシ。カブトムシは昆虫の王様だからとはケイン。全くですね。子供たちも大喜び。
恐獣をやられて「へこむわ〜」○| ̄|_ 大阪人か風!?何もしてないのに得意げな火、結局30分縛られたままかよ(笑)

ニュースの報道に名より実を取るじいちゃん。たっくんとアドもちょっと判りあって良かった良かった。「これからも戦うぜ、人知れずにな!」人知れずというわりには戦いは派手だけどね。


来週はいよいよ宗二郎とシャーク隊長の馴初め…もとい出会いを。
一言はちょっとイマイチ。楽しそうだけど。