『ゴモラを倒して下さい、あの怪獣は父だわ』
冒頭、ゴモラちっちぇ〜（苦笑）ってことでウルトラマンとしてはなんだか普通の話。
狂信者のお父さんを持つと娘や家族は大変です。ドラマとしては悪くないけどツッコミ不足だなあと思いつつ、ウルトラマンだからということを考えるとまあこんなもんかと。
一応隊長メインのお話ですね。隊長と宮原さんはなんか普通のドラマっぽくていいね。でもそれなら地底に落ちる前のやり取り、GSTEの説明は隊長にして欲しかったなあ。些細な脚本技術の問題ですが。
一番いいたいのはフリドニア共和国に「現存」する「珍獣ゴモラザウルス」ってなんだヨ？怪獣じゃん。こんなんが現存してる世界ならそうと言ってくれないと。今まで怪獣が出現してたのはおかしなことじゃなかったんですね？怪獣がいていい世界なんですね？
それはそうと、結局ゴモラは小さいのと大きいの、二体いたってことでいいんでしょうか。洞窟の中の小ゴモラの死体はスルーですか。どうでもいいけど、藁を食べる凶暴な怪獣はいないと思うとか、あの腹は平茸が生えてんのか？とか。
あとは切り落とされたシッポが跳ねるのは爬虫類だからいいとしても、マックスを攻撃するのはどうよ？念動力でも使えるのか、ゴモラ。初めて怪獣の後始末が見られるかなあとちょっと期待したけど、フリドニアに運んじゃうんだ、残念。(でもヘリじゃ運べんだろう）
来週はタイトル通り、いきなりメタな予告ですね。なんかこんなの何処かで〜、Qだっけ？と思って調べたらやっぱりウルトラQ（オレがいうところのQは常に新しい方のやつ、dark fantasyの方です）の最終回「虚無の扉」でも同じようにメタっぽいのやってましたね。（完全にメタってわけではなかったと思ったけど）円谷は一度はやりたいのか、メタ。まあSFだからな、ウルトラは。
