そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

轟轟戦隊ボウケンジャー#6「呪いの霧」

先週は面白かったのに…。あれかな、先週はプレシャスを巡ってあちらこちらな話だったからイレギュラーに面白かっただけなのかなあ?今週またいつものようにプレシャスを探して手に入れる話になったら全く面白くなくなったよ!なんで?普通そっちの方がワクワクドキドキするモンだろ?
呪いとかその辺の状況の使い方の問題じゃなく、もっと根本的に何か間違ってるよ。とにかくプレシャスの扱いが余りにもぞんざいすぎ。やはり二話で1エピソード、一月に1個で12個集めると世界の秘密が…とかそういう燃える展開希望。このままじゃどうにもこうにも、なぜプレシャスを探して集めなければいけないのかも判らないよ。敵の手に渡ると危険だからといううだけじゃあねえ。
というかなんで毎回プレシャス探索の過程はないんだ?もっと探したり分析したりする描写を増やしてもいいくらい。ありました、じゃあ取りに行きますじゃ単調すぎ。せめて分析スタッフくらいは…そっちにメインキャラがいればもうちょっと展開に色が付くとも思うんだけどなあ。響鬼のみどりさんとか、リュウケンドーの魔法エンジニアくんみたいな。
おまけに冒険といいながら相変わらず装備も何もあったモンじゃないし。「チーム」って感じが全くしないんだよね。トレジャーハンターといいながら全くプロフェッショナルな部分が見えないんじゃあ、こういう財団が秘密裏に世界中の危険な秘宝を保護しているという設定にした意味がないよ。そもそもサージェスはスタッフ少なすぎ。もっと基地内部の描写が欲しいし。とりあえず分析スタッフと整備スタッフはいるだろう。斉木しげるが全部やってくれるんならともかく…というか彼がやる必要もないんだけどさ。30周年記念作品なのに何をケチッてるのか?
敵もたくさんいるわりには何に対しての脅威なのかが判らないしさー。やりたいことは判るけど、社会的というか世界に対してのポジションが見えなさすぎだよ。サージェス=ボウケンジャーが誰かの私財で作られた善なる組織だと言い切るんなら、敵の方は古代から甦った世界征服を企む邪教の神官、影から世界支配を企む悪の巨大企業、どっかの国の軍事組織とか、個人的趣味で宝探しをする大金持ち…みたいな判りやすさを求めたいです。これは例えばだけどさ。ホント、せめて最低でも「スプリガン」みたいなものに出来んモンかといいたくなる。
何もかも噛み合わなくてバラバラ。未だキャラが立ってないのは今更いうまでもないし。ちょっと見るのが辛くなってきたなあ…。
今回の「禍福は糾える縄のごとし」って、オヤジくさいとか言うよりもその意味を説明してくれないと!セリフにして10秒もいらんだろ?今回はビークルもいつ活躍したの?って感じ。ツマラン。