そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

天敵現わる?

先週今週のカブトで納得いかんかったこと。
天道が普通の自信家になっちゃったこと。今までは太陽が光り輝くのは当たり前だというキャラだったのに、今回はモテ勝負だの実は近所じゃ有名人だの、光り輝いてることをことさら強調してるようで、ちょっと普通の人っぽかったんだよな。だって太陽は自分が光り輝いてることなんか気にも止めんじゃないか。花があっち向こうがどっち向こうが知ったこっちゃないだろ?
その辺、いつもの孤高の人ではなくちょっと一般人のところまで下りてきちゃったって感じ。加賀美は更にその下なんだけどな。本当に4話で天道を越えてやる!と言った加賀美はどこ行ったんだって感じだった。天道様に友情を押し付けんなよな。少なくとも越える相手が「友達」じゃダメだろよ。その辺勘違いして天道様に世話焼かせやがってよーと思ったよ。
あとスクラッチ。ムキになってスクラッチをやる天道様はカワイかったんだけど、カッコ悪い天道様は天道様じゃないですから。
どっかの感想で、天道の自信は努力によるものなので、努力だけではどうにもならない運に頼ったスクラッチじゃ負けても仕方がないってな事を言ってて、それはそうなんだけど、実は自信あるところに運も寄ってくるんで、いつもの天道様ならスクラッチなんか当たり前のごとく「当たり」を引いてたんだと思うんだよね。
今回は風間に対する苦手意識が何となく天道様の運を鈍らしたんでは…と思ったよ。あんなに理由もなくソリが合わないって事は何となく苦手だと思ってても不思議じゃないし。
そもそも風間自体、加賀美とは別の意味で俺様マイペース風来坊、何にも縛られず天道に対して引け目を持たない人間だからかなあと。
矢車の場合は俺様でも自信家でもないし、実力があるからこそ天道の実力を見誤ったというわけで、その辺り感覚的に最初から天道を嫌ってる風間とは違うし、天道に対して変な奴だとは思ってても一般人である以上対ワーム組織に属する自分が守らないと(と思ったかどうかは判らないけど…だってライダーに変身してたし)という態度で接してた加賀美とも違ってるしな。
風間と天道は何となく天敵同士って感じなんだよな。まあ来週見てみないと判んないけど、矢車のように互いに認めあって…って事にはなりそうにないのは風間がクリエーターだからかも。(感覚的なところから来る自信家)好き嫌いも激しそうだし。
そもそも森の王様と言いながら樹液食ってるカブトムシと肉食のトンボじゃあ、トンボが強いだろ。獲物の肉団子作るような奴だぜ?蜂は全般でいえば雑食になるのかな。

まあそんなことで脚本に全く不満はないんだけど、オレとしてはいつもの天道様の3割り減な天道で、ちょっとガッカリだったこのエピソードです。
あ、いつもの天道様が何でもまるっとお見通しなのは「天網恢々、祖にして漏らさず」って事なのかなと思ったり。
そういや太陽を遮るものは雲、雲は風によっておこされる自然現象だよな。そりゃ苦手なはずだ。ネーミング、そこはかとなく拘ってるなぁ。