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みんなで変人・桑野信介を心配してる…！それに爆笑。桑野は放っとけない人か？
相変わらず会話とかシチュエーションの作り方が上手いよ。登場人物が少ないから上手く回ってるってわけでもないしなあ。
早坂先生の「嫁が欲しい！」あー、ハタチそこそこの頃からここン十年、友達との会話の中で何度このセリフを聞いたことか。このセリフをいう女性は家事が出来ないわけではなく、むしろ出来るけど忙しくてやってるヒマが無いからつい言ってしまうということですね。（少なくともオレの周りではな）家事が出来ない･やりたくない人はどちらかというと「結婚したい」って言ってるような気がするよ。
それにしても桑野と早坂先生のやり取り聞いてると、軽く（殆ど諦めの境地？）流されてるのにあえて桑野が突っかかってるようにしか見えん。そもそも早坂先生の言うように、医者の言うことは聞かないのになんで病院には来るんだ（笑）悩み相談室か？構って欲しい感ありあり（笑）
桑野の設計が奥さん連中に受けがいいのはやはり自分で家事をやるからか。なんだかんだいっても家を造るってのは哲学的ですな。
仕事受け過ぎで忙しい桑野はまたよく有りがちな罠に。そうそうそれそれ、よくやるよ。仕事がせっぱ詰まってるときに限って掃除したり片付けたり、意味もなくCDやらDVD選びに時間をかけたり料理に手間かけたり（例え素麺でもな）。
これって単なる逃避じゃなくて、仕事が必ず期日までに上がるという長年の経験からくるスケジューリングの余裕で、ついやっちゃうんだよな。本当にせっぱ詰まってたらやりませんヨ？TV見ながら桑野にツッコミ続けたよ、「おいおい、今やらんでもいいだろー」って（笑）「あえて今」ってのがポイントね。大掃除中についつい捨てるつもりのマンガや雑誌を読みふけっちゃった…っていうのとは全然次元の違う話ね。
細かいところを突っ込もうと思ったけど、全てが絶妙なバランスで成り立ってて中途半端にしかならないからパス。（書くと細かいこと書きすぎるからさ）いろいろ面白かった！
早坂先生の桑野に対しての接し方がなんかいいというか、あの距離感が上手いよなー。今のところ医者として心配してるのかなんなのか。「私にも仕事をさせて下さい」はいいよな。
早坂先生とみちるちゃんの関係もなんかイイ。それに英治を足すと妙に居心地いいんだよなー。ドラマでは描かれてないだけで、前から続いてる人間関係の中で起こる話だからというのもあるかもしれないのかな。やっぱり適度な距離感がいいのかも。
これはホントにこの年代の家庭を持ってない仕事してる人間にはいちいち身につまされるツボがちりばめられとるよ。やはり脚本家の実体験か。普通に家庭を持ってる人たちはコメディ部分以外のところをどう見てるんだろ？（大都市以外で40代独身て、あんまりいないよなあ？）
しっかし自分の仕事で人が喜ぶのは嬉しいくせに、ナゼか面と向かった相手には嫌みを言ったりキツいことを言ったり、なにかひとこと言ってやり込めずにはいられない。ホントに難儀な人だなあ、桑野は。
そうそう、マンションのベランダの仕切はいざというときは破っていい仕切だから、いいんですよ。蹴破っても。
ところで今始めて気がついたけど、公式のアドレス、なんで桑野の名前なんだ？（笑）
