そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

ウルトラマンメビウス#26「明日への飛翔」

http://hicbc.com/tv/mebius/main.htm
『あなたたちは、私が死なせない!』


フェニックスネストがフライトモードに!ひょえービックリ…っていうか当然そうだと思ってたヨ。だってデカベースと同じ形なんだもん。変形しないわけがない。(って2話目の感想でそんなこと言ってたよ、オレ)
ミサキさんの笑顔がみんなを勇気づけて、そのミサキさんの笑顔の素はクルーGUYSのみんなの笑顔だった…ってのはエエ話や。
前回に引き続きフジサワアサミ博士、謎多き女性ミサキさんの学生時代からのお友達って、二人のあまりにも違いすぎるキャラゆえに驚愕(笑)でも久し振りの再会で喜ぶ様がミサキさんが、普通の年相応の女性に見えてなかなかに好感度UP。
相変わらず総監の正体は微妙なところですが、誰なんでしょうね。ついでにゾフィーの正体もね。補佐官秘書だったら本当にビックリだけど。(ありえねー)
アラカワ整備長も出てきてみんなでフェニックスネストを飛ばしたいとか、怪我した隊長の『GUYS,Sally Go』とかいろいろ燃えるねー。
『君たちの思いはヤプールなんかに負けはしない。君たちが心をひとつにすれば、大切な物は必ず守れる』隊長カッコよ過ぎ。おいしいとこは全部持ってくよ、この人(笑)
フェニックスネスト初飛行の話だけあって板野サーカスも大盤振る舞い。相変わらずシビれるけど今回は特に地上がちょっと映り込んでる中乱れ飛ぶミサイルとガンウィンガーがカッコよかったー。
てことでまさに総力戦の様相なんだけど、ちょっとこのテンションは違うんだよな。
映画の話があったって前提なんだろうけど、TVだけ見てるとヤプールの脅威とか超獣の恐ろしさって全く判らないんだよね。そもそも超獣はまだ3体しか出てないし、市街地で暴れたわけでもないしなあ。
それなのに異次元の巨大エネルギー体は出てくる前に新型メテオールで永久に封印?それを使うためにフライトモードってのもちょっと無理があるような気がするし、そもそもフェニックスネストを飛ばすのに何がどう危険なのか判りません。
これが映画みたいにヤプールの仕業で人々が襲われ街が破壊されて、それで尚且つ「大事なものは必ず守れる」の隊長のセリフなら説得力があるんだけど、どうもこの辺微妙に温度差が。ヤプールの目的もイマイチハッキリしなかったような…
リュウの『みんな思いだせ、自分が、俺たちが何のためにここにいるのかを!』でGUYSのみんなが自分がGUYSにいる理由を思い返すとこと、怪我をおしての隊長のフェニックスネストフライトモード発進でその雄姿を現すとこも大変に盛り上がるんだけど、だからそれってノリとしては最終決戦の最後の切り札登場!ってノリのような気がするんだけどね。
てことで盛り上がってる理由と今回の話の中心、「ミサキさんの笑顔」は噛み合ってないんだよね。ミサキさんの笑顔はむしろ味付けなんだけどなあ。その辺イイ話なんだけど、ちょっと残念ザンス。


予告。ってことでヤプール編終わりなのー?また補佐官は活躍の予感(笑)


ところで細かいとこなんだけどさ、デカベース変形ロボ化の時も思ったんだけど、こういうときって基地の居住空間てどうなってんだろ?丸々戦闘機なりロボなりにする意味ってないよなあ。最初から別区画にしとけって感じだし。*1
まあフィクションだからあまり細かいこと言わなくていいんだろうけど、その辺デカベースロボの方が避難エリアに退避したりとちゃんとフォローしてたんで、気にならなかったのは確かなんだけど。

*1:スタトレ(TNG)におけるエンタープライズD型艦が実は居住区と戦闘艦が分離するんだよね。基本宇宙戦艦だから普段はそのまま戦闘してるけど、本気の戦闘態勢の時はちゃんと分離するんですよ。