そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

14才の母#8

http://www.ntv.co.jp/14/
何かもう桐野母子しか見てません。あと波多野がどうするのかくらいかなー。
桐野母子の方はお母さんの息子依存の方ばかりで、未希と絡まないのがドラマとしてちと微妙。設定を上手く使ってない感じ。
波多野はなあ…「悪の力で正義を行います!」(@ゴージャスアイリーン)なら格好良いんだけど、ただの安っぽい正義感で悪を暴いた気になってる、しかもその後は自業自得と言わんばかりの無責任ぶりがちょっと。典型的な「判ったつもりの大人」なんだよな。もうちょっと何とかなるのか?
 
そういや、ヒロ様目当てで買ったJUNONにこのドラマのPDへの一問一答が載ってて、それによると未希と智志はあんなことになるまではキスもしたことがなかった…と言ってたんですが、それ聞いてますます判らんと思ったよ。
このドラマが実話を元にしてるってのは随分前に知ったんですが、自分はドラマとして見てる以上その辺はどうでもいいと思ってるんだけど、未希と智志の関係がそれまでどうであったからこうなった…というのは、ドラマとしては必要だったと思うんで、実際の彼と彼女の場合どうだったのかというのはちょっと気になるなあ。未希が子供を産みたい理由、相手のことが好きだから産みたいって感情が全く見えないんだよね。
あとなぜ「14才」なのかということについて、出産する年齢でも14才であるということが重要で、つまりは一人立ちできない年齢だから…というのは判るんだけど、それにしては未希も周りもそのことについて余り深く考えてないような気がするんだよなぁ…だから妊娠出産がもう後戻りできない状態でそれ言われても。ていうか倫理的な問題じゃなくて、やっぱり産んじゃいかんと思うんだよ、でFAなんだもんな。考える余地はあまりないような気が。
実話ドラマってことではフジの「1リットルの涙」もちらちらと見てて、もともとああいうドラマは好きじゃないせいもあるけど毎回のEDで本人映像を流すのがえらい興ざめで、ある意味狙いすぎのお涙灯台路線で作ってるのがどうしてもドラマとして見られなかったんだけど、こっちは逆にフィクションのドラマのつもりで作ってるはずなのに、どうもその辺が割り切れてないというか、問題提起なのか受け狙いなのか主人公周りの生き様を見せたいのか、非常に中途半端だと思うんだよな。