http://www.starchild.co.jp/special/lion-marug/
ひゃー、結局何も説明しなかったよ！ここまで来ると潔いな。つことは結局豪山は「暗黒魔人をやっつけろ〜」ってことでよかったのね？
腹八分で終わった感じだけど、むしろそれで満足。お腹いっぱいじゃなくてちょうどいいよ、このドラマ。2クールあれば設定とかもうちょい突っ込めたのかなー。まあそれはそれでだよな。この展開でこのまとまりはこれでよしっていうか、特に過不足感じません。ある意味うまい作りだな。切り捨て具合がちょうどいいのな。
一応ネタバレ配慮で、うっかり読んじゃわないように開けときまーす。
獅子丸と錠之介たちは一週間もあんなところで合宿か？と思ってたら、死んじゃった、みんな死んじゃったよ。Ｚのマスターも、ドリーミンのみんなも。オザキは気がつかれたのかな？何の関係もない人間をみんな殺した。容赦ないなー。さすが深夜というべきか、でもこの理不尽さこそ暴力なんだよな。
果心居士も死んじゃった。錠之介のことは昔から知ってたってことか。でもどうして獅子丸ちゃんたちが選ばれたのかは謎のまま。果心居士の正体も謎のまま。キンサチギンサチ、最後に変身能力がなくなったのは何故？本人の問題？まあそれは問題じゃないよな。
そして最後、錠之介も爆死かー…何か切ないなあ。錠之介と獅子丸の最後の友情が煌めいていただけに（…と思う…）どうにもやり切れん。やり切れんけど、余りにも美しすぎるEND。豪山が完全に死んだことが唯一の救いか。
うう、ダメだ〜(;´Д`) これもあとからじんわり来るなあ。
『結局獅子丸は誰の命も救うことが出来なかったのだ』
コスKの書いた「ライオン丸G」の物語、獅子丸と錠之介が出会って絆を結ぶまでの物語って、余りにもキレイにまとまりすぎ。
『かつてライオン丸と呼ばれた男は、今もこのネオ歌舞伎町の何処かにいるという……』この終わり方、余韻は超好き。
そしてオチにそれを持ってくるか！って感じのサオリンの妊娠。いや、やってると思ったよ、絶対な。やんないわけないよな（笑）そうかー獅子丸ちゃん、錠之介は童貞で逝ったと思ってたけど、一応やってたんだよ？ヨカッタヨカッタ。
アクションもカッコよかった。フラフープみたいな奴、意味判んなかったけどね。
しかしこの終わり方は余りにもネタ振りすぎ、おいしすぎ。書こうと思ったらいくらでも書けるけど、感想はあえてこれくらいで。
オチャラケてんのに最後はこのどシリアス、オチはこれかよって、バランスいいなあ。面白かった！最高！
