そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

APPLESEED アップルシード(TBS)

http://www.apple.com/jp/quicktime/trailers/toho/appleseed_large.html(予告映像)
ちょうどリュウケン見終わったらラスト30分だった。録画はしてたけどな。
2004年春くらいだったと思ったけど、ちゃんと映画館で見ましたよ。今見ても超絶クオリティで度肝を抜かれるなあ。当時レディスデーで1000円で見たけど、多脚砲台だけで800円払ってもいいと思った。スゴすぎ。
もともと士郎だし海外輸出狙いで作ってたアニメだったと思ったけど、結局評価はどうだったんだろう?
この映画に限っては3DCG(ライブアニメーションとかいうらしい)に文句を言う気はさらさらないよ。動きはモーションキャプチャー、表情も役者の表情取り込みで作ってたんだけど、全体的にキャラ以外も含めてちゃんとアニメ的変換されてるんで、オレの嫌いなデズニー的リアル指向な動きじゃないとこが判ってるなあと思うとこ。
絵柄自体も3DCGにしては士郎の絵を結構フォローしてながらアニメ的で、オイラは好き。(デュナンはね。あとはどうにも)
話自体は原作がもともと終わってないし、わりと1エピソード話的に繋いでるマンガなんで、映画用にかなり設定自体変えたりキャラの重要度が変わってるのも特に気にはならないかな。映画的という意味ではよくまとまってると思うし判り易いです。(原作は難解だからw)とりあえず原作とは別物ってことで。
とにかく見所はラスト30分の多脚砲台の侵攻。もうこれに尽きるね。こんなモンが見られるなんてジャパニメーション最高!(笑)ところどころ原作のカットそのまんまってとこがあるのがぎょっとするな(いい意味で)
こうして今見るとこの2年ばかりのこの手の3DCGってたいして進化してないようにも思えるくらい。ハリウッド映画なみのクオリティ・・・というと言い過ぎか?見た目のケレン味は少し足りないけど、これ以上何を求めろと?とでも言いたくなるよ*1
オレ的にこの映画での難点を上げるとすれば、アテナがCGアニメーションの影落としのせいで(確かこれ、立体に対して自動でアニメ影にする機能だったと思ったけど)えっらい老けて見えるのと、ブリアレオスの声が小杉十郎太だということ。もちろん小杉さんがダメってんではなく、ブリィは玄田哲章なんだよ〜。カッコよすぎんだよ、小杉さんは(笑)
APPLESEED(映画)Wiki
あ、でも普通の人には特にお勧めしませんよ、この映画(笑)
士郎のマンガで一番好きなのは(功殻未読)「ORIN(オリオン)」なんで、どうせならオリオンをこれで作ってくれんかなあ。

*1:ピクサーアニメのほうがもっとすごいか?でも方向性違うしな。あ、それともあれか、オレはゲームやんないから判んないけど、ゲーム画面のリアルさと比べて対したことないっていてんのかな。それは違うと思うんだけど〜見てないから何とも。