そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

ヒミツの花園#6

http://www.ktv.co.jp/hanazono/
この手のものだとやりがちな身代わりネタだったけど、義理と人情と人間関係が絡み合ってた面白かった。
花園ゆり子の秘密を一番判ってるはずの田中ちゃんのお願いを何とかして聞き入れて上げようというとことの視聴者に対する説得力に、過去の回想、田中ちゃんが他編集にボロクソ言われてた修の活劇漫画を拾い上げて、協力して「花園ゆり子」を作り上げていったその過去。屋台での『知ってっか兄ちゃん。天才ってのはなぁ、その才能を見抜く人間がいて、初めて天才って呼ばれるんだ。・・・少女漫画、描いてみねぇか?ん?』がカコイイ!(なんで少女漫画なのかは判らんがw)少女漫画編集20年は伊達じゃないな、田中ちゃん。つかまさに田中ちゃんが「花園ゆり子」を作ったんじゃんか。
そんな事情を判ったうえでそれでも顔出しサイン会をやらなければいけない他社の一社員の事情に、なぜか付き合わされる月山。まあこれはありがちだな(笑)月山しかいねーだろと。でもみんな不満てのが・・・(苦笑)
もちろんタダでという無体なものでなく、月山の見返りは花園ゆり子新連載(まだ引いてたんだね、この話)なので、そりゃオイシイに決まってる。こういうとこが、花園ゆり子の無茶なワガママに付き合ってるという表面的な部分を不快にさせない上手いとこだよな。
まあ結局、身代わりになることの良心の呵責に耐えられなくて月山はサイン会をぶち壊しにしちゃうんだけど、これも月山が編集者だってことを考えるとやっぱりやってはいかんことだと思うからこれでよかったんだよな。いくら仕事でも、読者やファンを騙しちゃ編集失格だよ。航兄のいうとおり。
なんだかんだいいながら月刊石仏のアイドルになってる川村編集長(笑)いやこれはこれで。そして田中ちゃんに花園ゆり子の正体を迫るところで・・・田中ちゃんは漢だね。編集の鏡だね。ハードボイルド?
いいけどこのドラマ、ホントに一般には受けなさそうな気がしてきた(笑)結婚男みたいに阿部ちゃんのキャラが際立って可笑しいわけでもないしなあ。地味だけど面白いんだけどな。
ところで編集部の窓から見えてる思いきり田舎の海辺は一体・・・何処にあるんだ、編集部???ブラインド開けちゃいかんだろ(笑)
今日の拓実くん。やっぱりアホだ。ポジティブシンキングでも頂点に立ってるよ。