そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

仮面ライダーアギト11・12話

東映公式 http://www.toei.co.jp/tv/agito/東映チャンネル再放送)
北条くんはー、前回あんなにヘタレて逃げ出したのに、アンノウンが出ると規律違反してでも人命救助優先でG3として出動するのは偉いなあ。偉いじゃないか?
今回は被害者が何十年も経ったかのようにミイラ化してしまう不可能犯罪をするシマウマども。変な声で鳴くよ。
意外と喰えない警察上層部、さすがの北条くんも駆け引きで負けたし。というか結局能力は認めてもらってたものの、人柄のせいか北条くんは降格。
そして真魚ちゃんという超能力者目の当たりにしたおかげか、アンノウン被害にある程度のあたりをつけて被害者を特定した氷川くんが返り咲き。警察上層部、何かを恐れているようだ・・・だなんていってみたり、アンノウンって名付けたのもこのお偉いさんたちだしなあ。侮れません。
謎と伏線はいろいろもつれてます。涼のお父さんの手帳には木野さんの名前も!(今だからこそ気がつく布石)
一方、過去を知ることに消極的な翔一くんを諭す美杉教授は、話には微妙に絡まないけどいいこと言うよな。そういや真魚ちゃんに超能力があることは知らないわ、氷川の相談にには的外れなことばっか言うわ、あんまり役には立ってないよな。立ってないけど、やっぱいなきゃ困る美杉家の人々・・・なんだよなあ。謎解きも何だけど、こういう脇がしっかりしてるんだよなー。その辺がドラマとしてちゃんと面白いところ。河野さんとかもいるだけで何か締まるし。
そういや、話数のところのサブタイトルバックが、毎回すごい確率で美杉家かGトレーラーか警察なんだよね。冒頭必ずそこから始まってんの。よく考えたらドラマ的にすごく判りやすいよな、それって。


氷川から三浦智子の友人篠原佐恵子のことを聞いて会いに行く真魚ちゃんと翔一くん。お父さんの手帳から同じく佐恵子を訪ねていく葦原涼。ああ緊迫するすれ違い!
話はちょっと入り組んでるけど、あかつき号事件以来自分の世界に閉じ隠っている佐恵子はアギトの紋章に関わる古代の戦士の伝説を信じていたり、智子と違ってアンノウンに襲われたり。それと知らないままに会する真魚ちゃん、翔一くん、涼の一同。かなりあかつき号事件に迫ってるよ。
アギトでありながらその現実をあくまで肯定し、みんなの居場所を護るために戦う翔一くんと自分が怪物(ギルス)になってしまったことは何とか乗り越えようとしながらも、乗り越えられなかった人たちを責めることもしない涼の考え方は対照的で、お互いそれを知らないが故に対立するよ。まあ普通翔一くんの方がおかしいんだけどな。
それはともかく今回は随分容赦ないカーアクション。なんか力入ってね?ギルスの変身もバイクでダブって出てくる感じがカッコイイ!そうそう、湖でのアンノウンとのバトルはリアル放映時も超カッコイイと思ったんだよな。誰かと思ったら石田監督ですか。
終わりかと思ったら最後の最後に本物の津上翔一こと、沢木哲也が。出てくるのこんなに早かったっけ?謎めいてきたよ?