そういや下の記事書いてふと思ったけど、時間物のSFでこういう「特異点」になりえる条件って、例えば「本来その時間軸の人間じゃない」ってことがあるよなあ。
電王での「特異点」って、特ニューの解説では「どんな歴史の改変にも影響されない人間」って定義になってるけど、それは本当ならその時間軸にいるべきでない、つまりその人間の存在は元々が「アカシックレコード」に拠らないってことじゃないか？
じゃあ元々いるべき時間軸に対してはどうかってことになるけど、もし未来から来たんであれば、現在から見たら本来の時間軸にいないってことの影響はないんだよね。というか「現在」にいてはいけない存在だから、「現在」には影響を及ぼさないってことになるというか。（アカシックレコードによると「未来」は決まっているという前提ではあるけど、「その時点」に至るまでは修正可能というか、辻褄が合えばいいんだと思う･･･ので）
良太郎の不運がその時間の歪みによる影響なら（例えば良太郎を消滅させようとする歴史自体の力が働いてるとか）良太郎の不運については理解出来るんだよね。そしてそれよりも良太郎の力が強いから良太郎は無事だった。だとすれば、ハナが特異点でありながらハナのいた未来が消滅したというのは、ひょっとしたらハナのせいかも知れないってことも考えられるよな。
長々書いたけど、それって結局どういうことかというと、良太郎ってひょっとして本当は未来の人間で、なにかの事件のために過去に送られた子供だとか、そんなことはないかなあ。愛理さんとは血の繋がりはなくて。というか両親ってどうしたのさ。
イマジンは未来を変えたいから過去に来るんだけど、そのポイントになるのは2007年なんだよね。良太郎のいる未来の改変（消滅？）を防ぐために、良太郎は電王になるべく予定されてる「2007年」にタイミングを合わせて過去に送り込まれてたとか･･･？
そんなことはあるのかないのか？まあこれも「果てしなき･･･」からの連想ですが。愛理さんは待ち続けるヒロインになるんだろうか。
