http://www.fujitv.co.jp/kyoukasho/trailer/index.html
今回は先にこれだけ言わせてくれ！
普段ドラマを見てるときに、キャストの他のドラマの役とか気にしないし、シリアスドラマの合間に主役俳優のコメディタッチなCMが入っても全く気にならないオレですが、今回ばかりは笑ったよ？
生徒にナイフを突きつけて職員室に入ってくるウルトラマンメビウス・ミライくんに、成すすべなく怯えて逃げる仮面ライダーカブト・天道さん！えーと、どうしよう？（爆笑）全くもう、ありえねー（天空から掌底）
正義感過剰なミライくんは、俺が正義な天道さんが何とかして下さい。シリアスなシーンなのに爆笑してしまった。もう台無し！
閑話休題。
すっかり何の躊躇いもなく虐めを公表することは良いことだと思ってる加地は、自分の今までの行動には何の疑問も持たないんだろか？ちょっとビックリ。まあ他の先生が当たり前にこの一連の事件に対して動揺したり、「何が最善なのか判らない」と思ってて動けないから、この加地の馬鹿さは事態を良いほうに動かしてると思えばまあいいか。
一見虐めが解決しそうな雰囲気に見せといて、実は別のところで音也がイヤな感じにちらちら動いてるってのが不気味な感じ。夜の教室で兼良のノート破いてるって、コワ過ぎるよ？苛めっ子が虐められっ子になりつつあることはどう思うのかなー。
ずっと行動の指針が判らなかった雨木副校長を信じるか否かで事実の見えようも違ってくるんだけど･･･と思ってたら、やっと雨木と明日香の関係が明かされたと。やっぱり心から生徒のことを考えていたってのは、ちょっとホッとした。
音也の二つの事件と以前の学校での対応の結果が、今度のことでの判断を鈍らせていた･･･ってのは、他の先生と同じように「どうするのがいちばんいいことなのか判らなくなっていた」からで珠子が指摘した通りだったんだけど、結果として明日香のことは救えなかった。
虐めのことも兼良のことも知りながら、『雨木先生みたいな先生になりたい』という明日香をむざむざ死なせてしまった罪の意識を持ちつつ、『虐めはなかった』と主張するのは、判ってみれば辛いよなあ。
冒頭の裁判での供述で明日香を嘘つきと言うことで、せめて学校だけは守ろうとしたんだということが判り、珠子に対して「明日香が嘘をついたことはない」と認めたところが、いろいろ今までの展開でたまった溜飲が下がったよ。いいけど雨木副校長の供述があまりに詩的で場違いに嘘臭いのは引っかけだったのかな？金木犀の金色のじゅうたんって･･･詩人か！と思った。
手紙の入った筆箱を探す珠子を見る兼良の涙にもちょっと救われた。いいけど埋めた場所は覚えとこうよ。（イマジンが出るよ）
それはともかく、雨木副校長が虐められてる明日香のことを気に掛けて何とか救おうとはしていたけれど、結局間に合わなかった･･･ことを、明日香が死ぬまで明日香のことを気に掛けていなかった珠子が『許せない』というのか！？とちょっとビックリ。加地に対しても雨木に対しても断罪をする珠子の態度ははっきり言えばそれはどうよ？ってことだけど、それをひっくるめて重い荷物を背負ってるってことなのかなー。兼良が虐めの首謀者であったにも関わらず、心から反省して虐めをなくすためにみんなに話をする･･･というのと、意味的には同じか。明日香に対しての立場は確かに同じだな。そういう意味でも「同じ場所にいる」ってことだったのかな。
雨木副校長が虐めの首謀者がいなければ虐めはなくなるという考えの持ち主だからこそ、音也がああいう過剰な正義を振りかざす歪んだ人間になってしまい、それを自分のせいだと思ってるってのはアリかな。この二人のキャラ性が同時に判るようにしてあるのは、結構注意深い脚本だなあ。
しかし音也の過去の苛めっ子粛正で「虐めがなくなった」のは本当なんだろうか？本当だから二度もそれをやり、また三度目の粛正をしようとしてるんだろか。その真実を知ってるはずの副校長が音也に対して強い態度に出られないのは、音也が正しいからなのか？でも考え方には同調しても、社会的にそれが正しいかどうか、ちょっと考えれば判るだろうに。正しい判断が下せないのは母親だから？雨木家が母子家庭なのもその辺の事情のせいだろか。
「カネヨシリク」に対して粛正の機会を伺いつつ、就職先を決めてきたっていう音也のの異常さ（異常だよね？）については次回もうちょっと突っ込むのかなー？
そして意外なところで出てきた朋美。あの場にいたって、一体何を知ってるんだ？と思ったとこで唐突に引きかよ！何が真実なんだ！そして職員室に人質とってやって来る音也。刺された加地先生はどうなるのか？待ちきれねー！
このドラマの落とし所って、一体どこなんだろう。楽しみでもあり不安でもあり。ちゃんと落ちるのかなー･･･（ドキドキ）
今週の八幡君。何をやってもカワイイなあ、ヒロたん、いや八幡先生はっ！（ヤケっぱち）
そして八幡日記。今週こそ何と言っていいんだか･･･ ＿|＼○＿いやもう何もいうまい･･･彼はいろんな意味で自分が見えてないんじゃないだろうか（苦笑）もちろんそんなとこも好きさ。GSL！
悪い五十嵐くんは可愛かった！
